4月28日発売の小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された「美味しんぼ」が取り沙汰されている。 作中では、主人公が鼻血を出すシーンがあり、鼻血の主因は放射能にあると描写した。ネットでは「風評被害を助長している」と批判する人と「表現の自由の範囲」と擁護する人に分かれている。 本件について、私は批判派でも、擁護派でもない。 この件で一番の問題は「風評被害だ!」とネットで批判した人たちが、作品を知らない人たちにまで情報を拡散したことにある。風評被害をなくしたいのか広めたいのか、よくわからない。かくいう私もTwitterで本件を知った。 上記の意見をTwitterで述べたところ、「デマを放置するのか」という指摘をいただいた。だが、デマを放置したくなければ、出版社になり訴えればいい話であり、Twitterなどで拡散することがデマの根絶になるとは思えない。むしろ、風評被害を拡大している。私が目