口蹄疫をめぐる問題がネットを中心に話題になっていますが、大手メディアではあまり報じられていません。そんな中でTBSラジオ「DIG」で口蹄疫特集がありました。その中で東京農工大学農学部獣医学科の白井淳資教授と宮崎県児湯郡市畜産農業協同組合連合会の奥野福見参事が電話出演されていたので以下に要旨を書き起こします。 ―DIGポッドキャスト:5月12日(水)「口蹄疫を理解しよう」(TBSラジオ) ○白井教授の話 口蹄疫の症状 ・40度以上の熱が出る。 ・偶蹄類の動物(牛、豚、ヤギ、羊等)の病気。それ以外の動物(例えば犬・猫)には感染しない ・口蹄疫では死なないが、乳牛は乳が出なくなり、蹄の間や口の中などが水ぶくれになり歩けなくなったり、食欲が減退する。 ・2週間で口蹄疫は直るが、牛の場合2年間ほどウイルスが残る。症状が出なくても家畜にストレスが係る。 ・ワクチンを何度も打たないと中々抗体が付かず効果