DXの進捗状況の差は? どの業種・規模の企業が遅れてるか 2022年度の調査によると、日本ではDXに取り組んでいる企業(「全社戦略に基づき、全社的にDXに取り組んでいる」「全社戦略に基づき、一部の部門においてDXに取り組んでいる」「部署ごとに個別でDXに取り組んでいる」の合計)は69.3%となり、2021年度から13.5ポイント増加しました。米国ではほぼ横ばい(2021年度 79.4%→2022年度 77.9%)であり、両国の差は縮小しているように見えます。 しかし、全社戦略に基づいて取り組んでいる企業(「全社戦略に基づき、全社的にDXに取り組んでいる」「全社戦略に基づき、一部の部門においてDXに取り組んでいる」の合計)に絞って見ると、日本は54.2%、米国は68.1%と13.9ポイントの開きがあり、日本企業においては、全社的なDXの取り組みが進んでいないと推察されます。