日産自動車の電気自動車「リーフ」に乗って登場した(左から)カルロス・ゴーン社長、松沢成文神奈川県知事、中田宏横浜市長、小泉元首相=2日午前、横浜市西区 日産自動車は2日、横浜市に建設した新本社ビルの完成を祝うセレモニーで、平成22年度後半に日米欧で発売する電気自動車(EV)「リーフ」を公開した。環境対応車では、トヨタ自動車とホンダがハイブリッド車(HV)を一足早く投入して販売を伸ばしている。走行中に二酸化炭素(CO2)をまったく排出しないEVで、日産は巻き返しを図る考えだ。 英語で「葉」を意味するリーフの走行距離は1回の充電で160キロ。この日会見したカルロス・ゴーン社長は、1800〜2千ccクラスの中型車と同程度の価格設定にすると明言した。 トヨタとホンダが低価格戦略で投入したHV「プリウス」「インサイト」は、政府のエコカー減税の恩恵もあり、それぞれ順調な販売実績を上げている。エコカー開
初公開された日産の電気自動車「リーフ」=2日、横浜市西区、川村直子撮影 日産自動車は2日、10年末に日米市場に投入する電気自動車「リーフ」を初公開した。来秋から追浜工場(神奈川県横須賀市)で5万台規模で生産を始める。12年までに日米欧を中心に年間販売台数の約1割に当たる30万台規模の量産体制を構える。 5人乗りで日産の「ティーダ」(排気量1.5リットル)を上回る大きさ。完全充電した場合の走行距離は160キロ。充電切れの不安を除くため、バッテリー残量、走行可能な距離、充電施設までの距離をカーナビ画面に表示する。 カルロス・ゴーン社長は「この車で新しい車の時代を開く。魅力的な価格で経済性も重視した。バッテリー抜きでガソリン車と同水準の価格帯と予定する」と述べた。 電気自動車は走行中に地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を排出しない。リチウムイオン電池(バッテリー)に充電した電気をモーター
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