民主党の小林千代美衆院議員=北海道5区=陣営が北海道教職員組合(北教組)から違法な選挙資金を受けたとされる事件で、札幌地検が小林氏から参考人聴取する方針を固めたことが、関係者への取材でわかった。小林氏が北教組からの資金提供を認識していたか、などについて説明を求めるとみられる。 札幌地検によると、昨年の総選挙で小林氏の陣営の会計担当者を務めた木村美智留容疑者(46)=政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)違反容疑で逮捕=は2008年12月〜09年7月、北教組委員長代理の長田秀樹容疑者(50)=同=らから、総額1600万円を受け取った疑いが持たれている。 小林氏は6日、地元の北海道江別市での記者会見で、資金提供について「全く存じていません。本人(木村容疑者)からも聞いてない」と説明。事情聴取の要請があれば、「協力してまいりたい」と答えていた。 木村容疑者も逮捕前の朝日新聞の取材に、「小林