レノボ・ジャパンは8月24日、大和研究所のエンジニアによるラウンドテーブルを行った。スピーカーとして登場したのは、ThinkPadの意匠デザインを長年にわたって行ってきた嶋久志ノートブックビジネスユニット スタップデザイナーと、筐体の構造設計に携わってきた大谷哲也ノートブック開発研究所サブシステム技術プラットフォーム機構設計担当の2名だ。 嶋氏は、ThinkPadのブランドデザインにおける「哲学」について解説し、大谷氏はThinkPadのプラットフォーム機構設計における「筐体設計」「材料(液晶パネルやシステム基板などの部材)開発や改善における協業」などについて、実際の業務における資料を提示しながら説明した。それぞれの内容は別記事にて後日紹介する予定だが、ここでは、ラウンドテーブルで披露された特別バージョンのThinkPadを紹介しよう。 このThinkPad X61をベースにしたモデル「T