映画の場面に合わせて座席が揺れたり、風が吹いたりする「4(フォー)D」映画館が30日、北九州市小倉北区の小倉コロナシネマワールドにオープンする。シネコンなどを展開するコロナ(愛知県)によると、映画館の設備としては名古屋市に続き全国2カ所目。26日、報道陣向けに公開された。 視覚に訴える「3D」以上の臨場感を出す体感型シアターとして、10面のスクリーンのうち1面を改装。前席の背もたれやスクリーンの下などから霧状の水や煙が出るほか、海中の場面ではシャボン玉が出たり、銃撃シーンでは硝煙のにおいが漂ったりもする。 30日からはリバイバルの米国映画2作品を、12月13日からは新作を上映。身長100センチ以上で入場でき、料金は通常の金額に千円(3D作品は1300円)の追加が必要となる。