株主の皆様におかれま しては、日頃より格別のご高配 を賜り厚く御礼申し上げます。 当期は、国内では東日本大震災の影響が残り、海外 では欧州の経済・金融市場が混乱し、新興国の経済成 長率が低下、為替相場では円が対米国 ドルで戦後最高 値を更新するなど、世界の経済情勢は不安定な状況が 続きま した。 このよ うな経営環境のもと、当社は国内外において顧 客基盤の拡大、商品・サービスの充実とコス トの削減に 取り組み、当期の収益合計 (金融費用控除後) は1兆 5,359億円、税引前当期純利益は850億円、当期純 利益は116億円となり ま した。 当期は厳しい決算であったものの、国内の強固な事 業基盤に加え、海外の市場関連ビジネスの回復や大型 の株式引受案件、M&A案件で主要な役割を担うなど、 収益拡大に向けた取り組みの成果が出ており ます。 株主の皆様への配当につきま しては、内外の金融・ 経
明治三陸大津波を特集 惨状伝えた画報復刻 復刻された「風俗画報」臨時増刊。明治三陸大津波の惨状を、絵図ならではの臨場感で伝える 岩手県遠野市の遠野文化研究センターが、明治三陸大津波を特集した雑誌「風俗画報」の復刻版を発行した。人々が津波にのまれる場面など、写真とは違った臨場感ある絵図が、死者2万人以上とされる大津波の恐ろしさを伝えている。 風俗画報は、東京の出版社「東陽堂」が1889年に創刊し、各地の風俗文化を紹介した。96年6月に起きた明治三陸大津波では、直後の7~8月にかけて、臨時増刊号を計3冊連続で発行した。 被災各地の出来事や被害見聞録に加え、絵図約70枚をカラーも交えて掲載。なすすべもなく波に流される場面、救助や漁網で海中の遺体を引き揚げる様子など、惨状を克明に表現している。絵師が被災者の体験談などを基に描いたとみられる。 遠野文化研究センターによると、一連の絵図は津波を初
県立高共学化、男子生徒の割合 旧女子校で伸び悩み 宮城県教委は30日、2010年度に完全実施された県立高の男女共学化と全県1学区化の検証に関する中間取りまとめ案を明らかにした。旧女子校では男子生徒の比率が伸び悩む傾向が表れており、要因を探っていく方針を示した。 10年度までに共学化した高校の1~7年目の男女比(1年生)を見ると、旧女子校の男子の割合は5.3~37.4%にとどまった。旧男子校の女子は21.8~48.8%だった。男子校と女子校の統合校の女子は43.9~65.1%。 共学化高の校舎やグラウンドなど施設、設備への評価を聞いたところ、10年度の肯定派は旧男子校女子が81.1%だったのに対し、旧女子校男子は51.8%と開きが出た。 全県1学区化の影響としては、導入前に懸念された特定地区への志願の集中や、仙台市以外の拠点校での学力低下は見られないと指摘した。 県教委は今後、調査デー
東京電力は6月1日から、時間帯によって電力料金が変化する新しい電気料金プランを希望世帯向けに導入する。現在の標準的な電気料金は、使用量が多いほど1キロワット時あたりの単価が割高になる仕組みだが、新料金プランは使用量に関係なく、昼間より夜間の料金を安く設定する。さらに、夏場の電力使用量が集中する時間帯は割高にして、ピーク時に電気の利用を減らすことを狙う。ただ、恩恵を受けられる家庭は限られており、切り替えを申し込んだのは約120件にとどまっている。関西電力もほぼ同じ仕組みのプランを7月1日から導入する予定だが、申し込みは約80件にとどまっている。 東電が導入する「ピークシフトプラン」は、夜間(午後11時から午前7時まで)料金を、現行の3分の1から半分程度に抑える代わりに、昼間(午前7時から午後11時まで)料金を割高に設定。さらに、7〜9月の午後1〜4時は現行の2倍程度に設定する。 新プランを利
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