自閉症の息子の誕生日にニンテンドーDSのソフトをプレゼントした。 ネットでの評判を見てソフトを決めた。 といっても、一般的な面白さ……例えばストーリーの面白さなどを考慮したわけではない。 自閉症の人間というのは、常人とは全く様相を異にした感性を持っている。 それは息子とて同じこと。私としては無論愛情は別にして、息子の心理を深く理解しようという考えは最早ない。 そのあたりのことは、かなり過去に悩んだが、ここに書くのはよそう。 つまりは一般の方々によるストーリーの評価などというのは、息子に関してはまったく当てにならないということだ。 閑話休題。 私が考慮したのは、単に難しさだった。 解けなくてはいけないので、ネットの評判で特に「ヌルゲーすぎる」という評価が高い作品を選んで、息子にプレゼントした。 息子はそれをそれなりに喜び、連日プレイしていた。 ある日、息子どうしてもゲームを先に進めないと悪戦
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