日本学術会議は、「提言・報告等」(意思の表出)のほかに、委員会等における審議経過や調査資料などを「記録」として適宜とりまとめて公表しています。 なお「記録」は日本学術会議あるいは各部・委員会等の意思の表出ではなく、掲載されたデータ等には確認を要するものが含まれる可能性がありますので、ご注意ください。 ※ ファイルはすべてPDF形式です。
まとめ 緊急時の食品の放射能基準値の議論からドイツ放射線防護協会の基準値の検証へ ドイツ放射線防護協会による食品中の放射能基準値「成人 8 Bq/kg、幼児4 Bq/kg」が話題を呼んでいますが、どんな想定のもとに決められた値かはほとんど知られていません。検証のつぶやきを見かけましたのでまとめてみました。「前奏曲」「検証」「余韻」の三部構成にしましたが、できるだけ「前奏曲」から通してお読みください。 その後年齢区分別の基準値の計算結果を「検証第2部」として追加しました。 28432 pv 399 23 users 9 まとめ ドイツ放射線防護協会の子供4Bq、大人8Bqの真実。 ドイツの放射線防護協会の提言 http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf
リーフレイン @leaf_parsley 数日前にRTを流した、原発の危険から子どもを守る北陸医師の会によるドイツのチェルノブイリ25年の翻訳版についてですが、http://t.co/KXtQseYA これは、申し訳ないけれど論文読み込みの精度が低いです。(続く 2012-05-06 06:32:11 リーフレイン @leaf_parsley @leaf_parsley 参考にするのなら、欧州委員会の2011年10月 チェルノブイリの健康影響に関する最新の科学的知見及び出版物のサマリーhttp://t.co/hCgJ7P9s のほうがまともな、良論文があげてあります。しかしEUのサマリーですら、中の論文を読まなければ 2012-05-06 06:35:00 リーフレイン @leaf_parsley @leaf_parsley ちゃんとした判断はすることができず、サマリーで書かれている概略も
追跡!真相ファイル「低線量被ばく- 揺らぐ国際基準」を見た。 事前予告がセンセーショナルであった上、内容的にも物議を醸す部分がいくつかあったようで、放送直後からいろんな反応がネット上に出ている。それはさておき、私自身はスウェーデンの部分で誤解を与える内容があったように思うので、コメントしたい。 【 サーメ人の村が受けた外部被ばくの量 】 スウェーデン北部のヴェステルボッテン県に位置するサーメ人の村。トナカイ遊牧をして暮らしている人々だが、チェルノブイリ事故後、食品を通じた被ばくによると思われるガンが増えているという。 番組では、「チェルノブイリ事故で発生した放射性物質が降り注いだときの放射線量は年間0.2mSv」と説明していた。これは地表に降下した放射性物質による外部被ばくのことだと思われるし、自然放射線量を除いた値だろうが、事故直後に年間0.2mSvとというのはあまりに低い値だと感じる。
様々な場面でチェルノブイリとの比較が取り上げられていて、色々誤解もあるので、一応調べた限りでまとめてみる。 1・チェルノブイリの汚染区域に関する誤解について。 よく「55万ベクレル以上で、これはチェルノブイリの強制移住区域以上の汚染地域」という表現を目にするが、これに関しては色々と誤解がある。この出所は恐らく京大の今中准教授の研究であろうが、誰がこれを曲解して「強制避難」と言い出したのかは良くわからない。ちなみに今中氏のチェルノブイリ研究についてはネットでも見ることができる。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Mtk95-J.html この資料を読む限り、まず第一に解ることとして、55万ベクレル以上で強制移住区域という言葉はどこにも書いていない。二次移住区域とは書いてあるが、強制の文字はない。そしてもう一点。実際にこの区分
08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10 昨日、今日と、WHOや国連、そこへの学問的なアドバイスを行うUNSEAR、ICRP等、世界中から放射線防御、放射線医学関係研究者、英国政府のHealth Protection Agency、ロシアや米国からも政府機関の研究所からの研究者、ドイツ、韓国、英国USA等々、世界各地の大学から、トップレベルの研究者が集まり、専門家会議が日本財団のサポートでうちの大学講堂で行われました。初日は講堂で聞いてましたが、今日はUSTREAMで、ラボで見てました。文句なしに福島原発事故に関して行われた世界最高水準のシンポジウムで、放射線防御、医学において後世に残るもので、とても勉強になりました。福島の事故をどう捉えればいいのか、
福島第1原発作業員が白血病によって死亡したというニュースがありました。まず、亡くなった作業員の方に哀悼の意を表します。 ■急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 - 毎日jp(毎日新聞) 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。 東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。事前の健康診断で白血球数の異常はなく、今回以外の原発での作業歴は不明という。 作業と急性白血病での死亡の間の期間が短い
原文:http://afe-asie-nord.info/docs/CR_IRSN_juillet_2011.pdf 7月7日(木)に、在日フランス大使館により、『福島原発事故:現状と、環境及び住民に対する影響』と題された講演会、3つのセッションが開催され、総参加数は200名を超えた。 進行は、IRSNのオリヴィエ・イナール、ブルーノ・セサック。 本文書は、在日フランス大使館及びIRSNの協力のもとに作成された、3つのセッションの報告書である。 Q&Aまとめ 福島原発の状況 食物汚染 健康 子どもに関しての特殊リスク 環境 その他 質疑応答 1.福島原発の状況 Q. 今後大きな地震がない限り、放射性物質の放出はもはやないと考えていいのでしょうか? A. 敷地内で、風によって粒子が吹き上げられ、わずかに放射性物質が放出されることはあり得ます。再飛散は些細な規模に止まりますが、存在はします。し
昨日、発表された木下黄太グループによる、土壌調査について。 素朴な疑問をいくつか。このエントリは、疑問が解消されれば消すかもしれないし、有益だと思えば手を入れて残すかもしれない。 いずれにしても、ぼくが確定的て意見を述べるというよりも、足りない部分もありつつ、疑問に思っていることをリストアップする形式をとる(Twitterでツイートしていても、面倒なので)。その中で、明らかに良いと思ったものについては良いと言い、明らかにダメと思ったらダメというかもしれない。 さて、木下グループ(放射線防護プロジェクトという冠と、木下氏の関係がよく分からないのだが、ブログ、Twitter、Facebookなどを通じて、木下氏の求心力のもとに、自発的に組織された印象を抱いており、ざっくりと木下グループと呼ばせていただく)の調査をぼくは基本的に、市民による調査、それもかなり統一した方法で行った調査として、良い
執筆者 瀬古 博子 消費生活アドバイザー。食品安全委員会事務局勤務を経て、現在フーコム・アドバイザリーボードの一員。 今月の質問箱 瀬古 博子 2011年7月4日 月曜日 キーワード:放射能 食文化 原子力緊急事態宣言の解除はいつ? 原子力緊急事態宣言が出されてからすでに3カ月が過ぎました。原子力災害対策特別措置法(原災法)では、原子力に関する緊急事態が発生したと認められるときに、内閣総理大臣がこの宣言を行うことになっています。では、この宣言はいつまで続くのでしょうか? 原災法では、下記のように書かれています。 「内閣総理大臣は、原子力緊急事態宣言をした後、原子力災害の拡大の防止を図るための応急の対策を実施する必要がなくなったと認めるときは、速やかに、原子力安全委員会の意見を聴いて、原子力緊急事態の解除を行う旨の公示(「原子力緊急事態解除宣言」という。)をするものとする。」(第15条第4項
冒頭の写真は、約2年前、我が家にマイケルが来た当初の写真です。もうすぐ4才半、いつも笑顔の陽気でやんちゃな男の子です。 お散歩も大好きな彼ですが、3月の原発事故以来、1日1回にしています。 *最近庭や、室内の植物までも、奇形を見つけ、もう、これ以上何もないだろう。と、思っていたら、また、今朝、庭で ツヤツヤした椿の新芽が、異常な形に。 2月頃、綺麗な白い花の咲く椿です。ちょっと新芽が伸び放題なので、少し切った方がいいかも?と眺めていたら エッ、何これ??? 何故、こんな事に!! 今年の春は、悲しい事に、チューリップも、薔薇も、観葉植物も、そして、椿も新芽が、異常になってしまいました。もう、これは、放射能汚染による異常にちがいありません。ここ、千葉県の柏市は、福島の原発から200km離れた所ですが、汚染スポットらしい事が、わかっています。 そして、最近(2011.5.29)、"3/21 柏
以下のまとめから。 →Togetter - 「チェルノブイリで何が起きたか:資料まとめ」 →チェルノブイリの教訓は生かされなかった - 福島原発事故 海外での報道 1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の第4号炉が爆発した。科学者の間で、この原子力事故と、放射線に直接曝された地域での出生率減少との間に関係があることを疑う者はいない。とりわけベラルーシでは、出生率が5.9%も落ち込む「大量死」の様相を見せている。 …出生率の低下は「今子供生むと危ない」って風評のせいなのでは? 「大量死」がもしあるとするなら、「妊娠したけど生まれなかった子供の数」(死産率?)とか、出産後の子供の死亡率を調べないといけないですな。 死亡率についてのデータは十分憂慮に値する値を示している。とりわけ、心臓・循環器系疾患とガンの数値が年々上昇している。 日本でも増えてますけど? →厚生労働省:平成21年人口
今回の掲載画像。現在は元画像は消えています。 出所に関する調査では、以下のところにくわしくまとめてあります。が、少し追記。 →Togetter - 「あの「もんじゅ被害想定エリア」「もんじゅ被害エリア想定マップ」はどこから出てきたの?」 →http://twitter.com/BugbearR/status/73088317293477888 blt.ly のリンクからだと、これが最初みたいだ。 →http://twitter.com/#!/TadashiJobim/status/72794424916197376 【本当に重要】「もんじゅ」依然トピックスのトップに有るね。mixiにしては珍しい。TVの報道ほぼ皆無の中、日記も1000件超え。本当に全国民にとって他人事じゃない。http://bit.ly/mkZepS http://bit.ly/mNBMRH http://mixi.a..
放射性物質が広範囲に拡散し、予断を許さない深刻な状況が続く福島第一原発。4月4日には、東京電力は国の基準値の約100倍に相当する濃度の「低レベル」汚染水約1万1500トンを海に放出する異例の措置に踏み切った。タービン建屋地下などに滞留するさらに高濃度の汚染水の回収先を確保するための応急措置であり、放出による人体への影響はないと東電・政府側は説明しているが、事態悪化を招いた両者への不信感は根強く、放射性物質の大気中への拡散や土壌汚染リスクがさかんに報じられるなかで、国民の不安は拭えない。はたして現状の放射線は本当に心配のないレベルなのか。陸海の多様な生物も汚染される中で、長期的に見た場合、放射線の累積量に本当に懸念はないのか。1986年のチェルノブイリ原発事故でソ連政府(当時)に依頼されて現地で救命活動に従事した放射線被曝治療の専門家、ロバート・ゲイル博士に話を聞いた。ちなみに、ゲイル博士は
英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1) 今日、米国東海岸時間で11時頃から、英米で主に編集されてる(出版は英国)総合科学誌の「ネイチャー」が、オンラインで福島原発事故に関するQ&Aを行いました。「ネイチャー」誌は、事故発生当時から、ブログやオンラインの紙面で、事故そのものや、それに関する現地測定のデータ、さまざまな国のさまざまな機関によるモデル試算の結果、日本や国際の関連機関のプレスリリースなどを、地道に報道してきました。それらは、こちらにまとめられています。⇒ http://www.nature.com/news/specials/japanquake/index.html 「ネイチャー」誌は、事故当初から、「総合科学誌」としての立場から、客観的に、刻々とレポートされてくる数値と過去の例(チェルノブイリなど)に基づく報道や社説を出してきています。記
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