5月5日は端午の節句です。日本ではこどもの日として知られています。子供(特にこの日は男の子)が無病息災に育つようにと、先人達の祈りが今に伝えられている日です。 最近では、こうしたお祝い事にも目を向けない人が増えているようです。そこで今回は、この端午の節句が持つ意味とお祝いの方法を、色々な故事を交えてお伝えします。 目次 そもそも節句とは? 年に5回ある節句の日 端午の節句に飾る物は? 端午の節句に飾る物 端午の節句には欠かせない物 菖蒲湯(しょうぶゆ) 端午の節句には欠かせない食品 1. ちまき 2. 柏餅 五月人形 人形の贈り方 お祝い返し お祝い返しの時期 終わりに そもそも節句とは? 節句とは、季節の変わり目を「節」と考えた昔の人が、子供が健やかに育つように、また人々が健康であるように、そして農作物がよく育つようにと願い、神様にお供え物をしたり、邪気を祓ったりした日です(節供【せっく