このところガソリンの需要が減少し、小売店の間で値下げの動きが広がっていることから、今週のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、先週よりも1リットル当たり0.2円値下がりし、5週連続の値下がりとなりました。 資源エネルギー庁から調査の委託を受けた「石油情報センター」によりますと、今月8日時点のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、1リットル当たり155円ちょうどとなり、先週より0.2円値下がりしました。 これで、ガソリンの小売価格は5週連続の値下がりとなりました。これは、このところガソリンの需要が減少し、小売店の間で値下げの動きが広がっているためで、35の道府県で値下がりしました。今後の見通しについて、調査担当者は「日銀の新たな金融緩和策で円安が進み、原油の輸入価格の上昇が見込まれているものの、国際的な原油価格自体は下落傾向となっているため、ガソリンの小売価格は当面、小幅な値動きが続