ホンダ初となるピュアEVである『ホンダe』の詳細が明らかになってきた。国内正式投入を前に商品概要の説明会が行われ、スペックが公開された。 航続距離はWLTCで283kmEVシフトについては環境問題をベースに各社の戦略もあり、議論がつきない部分ではあるが、ホンダでは、「欧州で対応が進むCAFE規制にどう取り組むか、プロジェクチームを作り検討した」(ホンダe 開発責任者 一瀬智史氏)という。EVを作るにあたっては、欧州の、特に街中の道路事情やカーライフを検討した。たくさんの車が縦列駐車された路地、さまざまな石畳路。これらを考慮して「スモールイズスマート」が設計コンセプトの一つとなった(同前)。 事前情報とEUでの発表では、航続距離がVWやテスラよりも短いことが指摘されたが、WLTCで283km(「ホンダe」グレード)という数値も市街地での利用を考えると十分な性能というのがホンダの考え方だ。とに