米Appleが3月7日(現地時間)に発売したiOS版「iPhoto」は、非営利のオンライン地図プロジェクトOpenStreetMap(OSM)の地図データを採用した――。OSM Foundationが8日、公式ブログでそう語った。OSM Foundationは英国を拠点とし、OSMプロジェクトをサポートする非営利組織。 iPhotoは、写真編集・管理アプリ。Mac版は2002年から提供されている。写真にGPS情報が埋め込まれていれば、「撮影地」情報を地図で確認できる機能がある。 Mac版の「撮影地」で使われている地図のデータは米GoogleのGoogleマップのものだが、iOS版の地図にはGoogleのロゴが表示されず、どこのデータかが話題になっていた。 OpenStreetMapは、2004年にスタートした“地図のためのWikipedia”と呼ばれるオープンなプロジェクト。オンラインで公