漫画「とある新人漫画家に本当に起こったコワイ話」を読んだので、感想を書きたい。 これは、2016年にネットで話題になった、新人漫画家(佐倉色さん)と出版社とのトラブルについて書かれたマンガだ。 トラブルの経緯は、このようになる。 編集者が、佐倉さんにタダでカラー色紙1600枚を描かせる 上記による忙しさや編集者のミスの連発で、心の余裕をなくした佐倉さんがTwitterで苦しさをつぶやき、トラブルが世に知られる まとめサイトにトラブルを記事にされ、転載(サイト側の主張は引用)された画像の削除を佐倉さんがサイトに依頼、その後記事は削除 ※このトラブルについては、担当編集者の個人的な資質も大きな要因ですが、今回はメインテーマにしていません 「契約書を交わさない」という出版社の「常識」 私は以前、出版社で編集者として働いていたことがある。 (といっても、かなり前のことなので、これは編集経験者の感想