また「メダルの数」を数える日々が始まった パリ五輪が開幕した。市の中心部を流れるセーヌ川とその周辺が会場となった開会式は、競技場外での挙行という夏季五輪では初の試みだった。斬新な仕掛けを施しつつ大会ごとにその派手さを際立たせながら、五輪はいまだに生きながらえている。そう印象づけられた。 マスメディアは、感情に訴えかけるナレーションを用いながら、その後も五輪を盛り上げる論調で記事や映像を乱発している。ことさら日本人アスリートのメダル有力候補を取り上げ、その個人的なヒストリーを感情移入しやすいように仕立て上げて、取得メダルを数えることに躍起している。自国開催だった前回大会と比べればその過熱ぶりは控えめながらも、演出が施された五輪特有の祝祭ムードはいつもと変わらず私たちの日常を席巻しつつある。 浮ついた五輪報道に触れれば、いやおうなく3年前の東京2020大会が思い出される。新型コロナウイルスの感
「なにをコラァ、お前っ」プロレスラー前田日明が殴る蹴るの鉄拳制裁……ネット上で有名になった“伝説の控え室ボコボコ事件”。29年前のあの日、何があったのか? ボコボコにされた坂田亘はどんな試合をしたのか? 坂田の対戦相手だった鶴巻伸洋が証言する、あの日の真相。そして、あの日を迎えるまでの波乱万丈の人生。【全3回の第1回/第2回、第3回も公開中】 ◆◆◆ 「有名動画」という言葉がある。SNSなどを通じて広く拡散された動画のことだが、芸能人やアスリート、ユーチューバーに負けじとプロレス・格闘技におけるそれも、なかなか豊富である。修斗創始者・佐山聡の合宿での例の動画や、長州力と橋本真也の「タココラ問答」がそれに該当するが、衝撃の大きさだけで言えば、前田日明の「坂田亘暴行動画」が一番かもしれない。マニア以外でも一度は目にしたことがあるのではないか。 前田日明、本人に聞いた真相 1995年5月20日、
アーモンドアイ号がヴィクトリアマイルを優勝し、獲得賞金が10億円を突破したと報じられた際に、「昔の馬も含め、すべて現代の賞金に換算して集計し直した場合にどうなるか」という記事を書きました。これがもう3年半前のことです。 https://horsedata.hatenadiary.jp/entry/20200521/1590050337 当時はこれが一回限りの集計、と述べましたしそのつもりでしたが、その後いろいろと状況が変わってきました。まず一つは2023年に発生した、パンサラッサ号のサウジC優勝やウシュバテソーロ号のドバイWC優勝、そしてイクイノックス号の大レースの立て続けの優勝。収得賞金では各馬上位に進出してきて、過去の名馬との比較で賞金面での歪みがだいぶ出てきています。もう一つは一部レースの賞金高騰。3年半前の記事で「ジャパンCや有馬記念が1着5億円くらいにならない限り、傾向としては大
(※ボタンをクリックで各地域の紹介ページに飛べます。色分けは超適当なので気にしないでください) 予想通りの国と意外な国が混ざってると思います。南アフリカや南米諸国が競馬大国なイメージないし、そもそも競馬やってたんだっていう感じですよね。 変な国の分け方をしているように思えるかもしれませんが、これは地域ごとに分けたのではなく「競馬の文化圏」で分けてます。後で順を追って解説しますね。 パートIの国は、開催する全ての重賞が国際評価の対象となります。(一部を除く) つまり、日本のGI馬は海外でも向こうのGI馬と同等に評価されるってことです。 パートIIの国は、ごく一部のレベルの高いレースはGI〜GIIIになります。 著名な国はサウジアラビア、イタリア、ウルグアイ、インドなど。サウジはもうパートIと差がないレベルまできてるので、あと数年でIになりそうです。 意外なのはイタリアですが、実は最近降格しま
【初心者向け】サッカーの基本ポジション4つ まずは一番基本となる、4つのポジションについて解説します。これらをベースに、役割に合わせてポジション名が細分化されていきます。 ゴールキーパー【GK】 役割:ゴールを守る GKは、チームで唯一手を使ってボールを触ることが許されています。 ※ゴール前の、ペナルティエリアと呼ばれる範囲内のみ。 ディフェンダー【DF】 役割:守備 主にゴールキーパーの前で、相手の攻撃を防ぎます。 ゴールの目の前で守備に徹する役割の選手を「センターバック【CB】」と呼び、サイドを守りながら時には攻撃に参加する選手を「サイドバック【SB】」と呼ぶことが多いです。 ミッドフィルダー【MF】 役割:コントロール・守備・攻撃 ディフェンダーの前に位置します。 攻撃時にはパス回しの中心となり攻撃を組み立てます。 守備時には、ディフェンダーと協力してゴールを守ります。 フォワード【
「元祖アイドルジョッキー」という表現は、男女平等を目指す現代においてはやや時代錯誤かもしれない。しかし、90年代の人気バラエティー番組「さんまのナンでもダービー」に出演し、ファンからはバラの花束を贈られたり交際を申し込まれたり、というエピソードを聞くと、その表現がしっくり来るほどの人気ぶりが伝わってくる。 注目の的になっていた今回の主人公は小田部雪(こたべ ゆき)さん。1994年、大分県にある地方競馬・中津競馬場でデビューした女性騎手は、アイドル的人気を博すも不況による競馬場の廃止、移籍、引退と激動の20代を送った。 JRAではルーキー・今村聖奈騎手の活躍が注目を集めるいま、佐賀競馬の専門紙「馬物語」の予想家として約20年ぶりに競馬界に戻ってきた彼女の半生を追った。(インタビュー記事全3回のうち第1回/続きは#2、#3へ) 父から言われた「お前がなれるわけない!」 ――父・磨留男さんは元騎
1:名無しさん@実況で競馬板アウト:2022/05/23(月) 19:35:53.18 ID:oz52in750.net 1-1:フサイチコンコルド(藤田伸二) 1-2:ワンアンドオンリー(田辺裕信) 2-3:アドマイヤベガ(武豊) 2-4:ロジャーバローズ(浜中俊) 3-5:ロジユニヴァース(横山典弘) 3-6:バンブーアトラス(岩元市三) 4-7:タヤスツヨシ(小島貞博) 4-8:アグネスフライト(河内洋) 5-9:マカヒキ(川田将雅) 5-10:オペックホース(西橋豊治) 6-11:ラッキールーラ(伊藤正徳) 6-12:ワグネリアン(福永祐一) 7-13:キズナ(佐藤哲三) 7-14:ディープブリランテ(岩田康誠) 7-15:タニノギムレット(四位洋文) 8-16:ウィナーズサークル(郷原洋行) 8-17:シリウスシンボリ(加藤和宏) 8-18:ウイニングチケット(柴田政人) ※騎手
「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューでこれに続いた。 「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」 「(Jリーグは)自分たちのリーグで自分たちのサッカーをやって、その中での勝ち方だったり強さだったりを見出している。だからヨーロッパのサッカーに近づこうとしているとか、モダンになっていくヨーロッパのサッカーに近づいているという印象は一切ないです」 もしジャーナリストや評論家の発言ならそこまでクローズアップされなかっただろう。だが、かたやシャルケでのCLベスト4経験者、かたやハンブルガーSVの元キャプテンの指摘だったために、Jリーグのファンにも重く受け止められた。 欧州の日本
オーストリアに日本人監督が誕生した 欧州5大リーグに「日本人監督」が誕生するまでの道のりは、とてつもなく険しい。歴史、文化、言語の壁が立ちふさがり、クラブ側からしたらわざわざ日本人監督を抜擢する理由がない。日本企業がクラブを買収するといったマネーパワーを使わない限り、実現する日は来ないのかもしれない。 だが、そんな中、欧州サッカー界の中でステップアップし続けている監督がいる。16歳でドイツへ留学し、オーストリアサッカー協会で指導者ライセンスを取得したモラス雅輝(42歳)だ。 これまでオーストリアの名門レッドブル・ザルツブルクのスタッフ、浦和レッズのコーチ、ヴィッセル神戸のコーチなどを歴任し、今夏ついにヴァッカー・インスブルックのセカンドチーム(以下、インスブルックIIと表記)の監督に抜擢された。 ADVERTISEMENT
あまり大きな扱いではなかったが、CNNのある記事が、静かな反響を呼んでいる。 『106対0の勝利は「スポーツマンシップ欠如」、米高校アメフト試合で校長謝罪』 記事によると、モーニングサイド高校とイングルウッド高校のアメリカンフットボールの試合で、イングルウッド高校がモーニングサイド高校に106-0という大差で勝利。しかしイングルウッド高校のデビー・テート校長は「スポーツマンシップ、もしくは高潔さを持った振る舞いをしなかった」と謝罪した。 とくに、スコアが104-0になってから、記録を更新するためにヘッドコーチが「2ポイントコンバージョン」を選択したことが問題視された。これはタッチダウンの後にキックで1点を取りに行くところを、プレーを選択して2点を取りに行くというものだ。2ポイントコンバージョンは、接戦時に勝越しを狙って選択するギャンブル的なプレーだが、それをこの大差で行ったことが非難された
初回、先頭打者が出塁して2番打者。ここで送りバントのサインが出れば、解説者は決まってこう言うだろう。「手堅いですね」。しかし統計からみると、これは正確とはいいがたい。まずは2014~18年の日本のプロ野球(NPB)における「得点期待値」をみてみよう。特定の状況からそのイニングが終わるまでに入った得点の平均を示す。無死一塁の0.804点に対し、1死二塁では0.674点。つまり送りバントを決めて走
元アスリートが五輪廃絶を訴える理由 東京オリンピック・パラリンピックが閉幕した。大会前の開催の是非をめぐる喧騒がまるで嘘だったかのように静かだ。「五輪批判」は背景に退き、世間は新型コロナウイルスの感染対策に手一杯となっている。 すでにご存知の方もいるだろうが、私は一貫して東京五輪に反対の意を示してきた。東京五輪の中止とともに五輪そのものの廃絶を呼びかけてきたし、いまもその意思は変わらない。 元アスリートなのになぜ反対しているのか。それは道義に反することではないか。スポーツの恩恵を受けた身でありながら、その祭典である五輪を批判するのは恩知らずだろう――。 ツイッターのアカウントにはこうした声が相次いだ。スポーツ界から声を上げた数少ないひとりとして、その勇気を称賛する声が大半を占めたものの、一部では「身のほど知らず」という心ないことばが届けられた。社会的な発言に賛否はつきものだから反論を賜るの
女子サッカー日本代表は7月30日、決勝トーナメント1回戦で優勝候補のスウェーデン代表に1-3で敗れベスト8に終わった。監督の采配やストライカー不足などが敗因とされているが、それだけの問題だろうか。 多くの先輩たちが発破をかけて 27日の予選リーグ最終戦で格下のチリを下し予選突破した直後、岩渕真奈は「とにかくよかったという言葉に尽きるというか…ひとまず解放された感じはありました」と涙を流した。背負うものが重すぎて心が壊れかかっている顔だった。プレーを振り返れば、全員がまったく楽しそうにプレーしていなかった。これは私だけの印象ではなかったようで、SNSに「楽しそうじゃない」「見ていてかわいそうになる」のコメントは少なくなかった。 なんとか踏ん張る選手たちに、メディアを通してなでしこOGから多くのエールが届く。2011年W杯初優勝の立役者で、4度の五輪出場経験を持つ澤穂希さん(42)のスポーツ報
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