ネット上の大ブームは、ユーザーに自由に遊んでもらった結果――『アイドルマスター』開発者インタビュー(2) アーケードでの地道なプロモーションと、家庭用ゲーム機Xbox 360で発売するまでの苦労。そんな紆余曲折を経て、ネットを中心に一大ムーブメントを巻き起こした『アイドルマスター』。前編に引き続き、バンダイナムコゲームスの開発陣にインタビュー。この後編では、『アイドルマスター』というゲームの現在と未来を問う。 ▲ 左からXbox 360版ディレクター小野田裕之氏、Xbox 360版プロデューサー坂上陽三氏、アーケード版ディレクター石原章弘氏の3人。『アイドルマスター』の現在、そして未来についてもカギを握る人物だ ――アーケード版からXbox 360版へと移行するにあたっての苦労の甲斐あって、ユーザーさんには大変好評で、数ヶ月前からネット上での大きなムーブメントになっていますね。 坂上:僕が