担保株を売却して融資元に2億円の損害を与えたとして、背任罪で起訴された元衆院議員、浜田幸一被告(81)が2日、千葉刑務所内の拘置施設から保釈された。同日夜、さっそく人気のミニブログ「ツイッター」で「シャバに戻りました」とつぶやいた。(夕刊フジ) 起訴状によると、浜田被告は2005年6月、千葉市内の産廃処理会社から2億円の融資を受けた後、担保として同社に預けていた企業の株券の一部を返還させ、無断で売却。同社に2億円の損害を与えたとしている。 千葉地裁が1日に保釈を決め、弁護人が2日に保釈保証金800万円を納付した。 当初、浜田被告は「答えるつもりはない」と供述を拒否していたが、拘置先が警察署から千葉刑務所内の拘置施設に変わると、一転して「株を手元に戻した後、会社に返さずに売った」と容疑を認め始めた。 関係者によると、浜田被告は大相撲の元小結・旭鷲山と協力して、モンゴルの鉱山開発会社を設立。金