はじめに アプリケーションには、DBの認証情報やAPIキーなど、リポジトリにはコミットするべきではない機密情報がつきものですよね。AWSでは、情報を暗号化/復号化するための鍵を管理するAWS KMSというサービスと、鍵を使って情報を管理するためのAWS Systems Manager パラメータストアやAWS Secrets Managerというサービスが統合されており、それらを使うことで機密情報を管理することができ、他のAWSのサービスとも統合されているのでアプリケーションへの受け渡しも容易です。 GCPでは、Cloud KMSという鍵を管理するためのサービスはありますが、鍵を使って情報を管理するためのサービスはないため、GCPが開発しているOSSのBerglasというツールか、HashiCorp社のOSSであるVaultを使って管理することが推奨されています。 本記事ではBerglas