日本経済新聞社の報道によると、新国立競技場最終コンペでイギリスの女性建築家・ザハ・ハディドが最優秀賞となったと伝えている。 優秀賞にはオーストラリアのアラステル・レイ・リチャードソン。入選は日本のSANAA(妹島和世)+ 日建設計。 ザハ・ハディド アーキテクト ザハ・ハディド(イギリス) 建築界の女王、ザハ・ハディド【 ザハ・ハディド (Zaha Hadid) 】1950年生まれ。イラク・バグダッド出身、イギリス在住の女性建築家。かつては、「建てた建築よりも、実現しなかったプロジェクトの方が有名」といわれたが、初の公共建築『ヴィトラ社消防署』(ドイツ、1994)の建設を皮切りに、独創性と構想力が見直され、大型建築が次々に完成。2004年には“建築のノーベル賞”といわれるプリツカー賞を女性建築家で初めて受賞した。 ハディッドの建築は、幾何学的な曲線、直線、鋭角が織り成す、流動的でダイナミッ