昨日の夜つらいニュースを見た。 3歳の子どもをウサギのゲージに閉じ込めて、殺してしまった両親の話。 私は最初憤った。 大人でさえ数日寝ているだけで足が萎えてしまう。 こんな窮屈なオリに何ヵ月も閉じ込められた子供はどれだけ苦しかっただろう。 こんなことをする親は同じ目に合わせてやればいいのだ、と思った。 でもその後流れた母親の顔、ホストだという父親の姿、子だくさんだった家庭の小さなアパート、発育に遅れがあり上手く話せなかったという死んだ子供の話を聞いていたたまれなくなった。 虐待に至るまでの過程を思い浮かべてしまったから。 母親は暗い目をして、自分に自信がなさそうな、孤独そうな人だった。 友達がいなかった頃の私に似ていると思った。 そんな彼女がホストの彼と出会い恋に落ちる。 二人の生活は苦しそうに見える。 たくさんの子ども、貧困、生活苦。 異常なお金の使い方、指にタトゥーをいれてしまうこと。