新型インフルワクチン、事前接種開始 医師ら70人に(1/2ページ)2008年8月4日22時5分印刷ソーシャルブックマーク 新型インフルエンザに備え、臨床研究のためワクチンの事前接種を受ける医療関係者=4日、東京都内、代表撮影 新型インフルエンザに備えて多くの国民にプレパンデミック(大流行前)ワクチンを事前接種するための臨床研究が4日、始まった。今年度中に医師や検疫官ら6400人に接種する予定。有効性や安全性を確認できれば、政府は1千万人に広げる検討をするが、世界初の大規模な試みに疑問の声も出ている。 ワクチンは、インドネシア、中国で採取された強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)の株からつくり備蓄している2千万人分の一部。同日には東京都内の病院で、医師や看護師、薬剤師ら約70人に接種した。今後、全国60の病院で6400人に各人2回ずつ接種。後に血液検査をして抵抗力が上がっているかを調べる。
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