国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、主要国が政治合意したことについて、民主党の輿石東参院議員会長は19日午前、「決裂しなかったことは評価できる。早くから議論を主導した鳩山首相やオバマ米大統領のリーダーシップが大きい。政府として今後も積極的に取り組んでもらいたい」と述べた。 社民党党首の福島消費者相は同日朝のTBS番組で、「地球温暖化防止で、これだけの世界のトップリーダーが集まって議論することは歴史的意味がある」と強調した。 首相は就任直後の9月、温室効果ガス対策について「2020年までに1990年比で25%減」という高い目標を掲げた。それだけに、民主党内からは「会議が決裂していれば、首相の手腕が問われかねなかった。今後に課題が残るとはいえ、政権運営にも弾みになる」(幹部)との声も出ている。 一方、公明党の斉藤政調会長(前環境相)は19日午前、「米国や中国が入らない可能