キャッシュとは、使用頻度の高いデータを高速な記憶装置に蓄えておくことにより、いちいち低速な装置から読み出す無駄を省いて高速化すること。また、その際に使われる高速な記憶装置や、複製されたデータそのもののこと。 Rails3 Rails3までは以下の3つの代表的な機能を提供していた。 ページキャッシュ レンダリングされたページのHTMLファイルをまるごとキャッシュする機能。キャッシュ化されたファイルはpublicディレクトリ以下に配置され、静的なファイルとして返す。 アクションキャッシュ ページキャッシュは極めて高速だが、使える所が限定される。例えばbefore_filterで認証処理するアクションには適用できない。actionキャッシュはページキャッシュと似たような機能だが、before_filterの後に呼び出されるので、認証処理などの処理ができて、ページキャッシュより柔軟な対応ができる。