創業メンバーはもちろん、投資家や利害関係者に対して提示する事業計画書の書き方と経営に関するヒントがふんだんに盛り込まれているのが総務省発行の『事業計画作成とベンチャー経営の手引き』です。 2008年に作られたドキュメントではありますが、事業計画書に書くべき事や社長となるべき人物の資質などは変わるはずもなく、ビジネスの根本にあるものは、多少の年数が経とうが色あせるものではないということが分かりますね。 200ページ以上のスライドで構成されているのですが、是非全てに目を通してもらいたいほどのボリュームで、その辺のプチ成功した起業家が書いた本なんか読むよりよっぽど価値がある内容です。 なかなか刺激的なことが書かれているのでいくつか紹介したいと思います。 ベンチャーを成功させる社長の要件とは 事業意欲が非常に強く、絶対成功させたいと思える人 向上心が非常に強く、足りないところを真剣に補おうとする人