ガーデニングの中でも土作りのシーンで良く登場する「腐葉土」と「堆肥」、特に「堆肥」は名前に「肥」がつくために肥料と混同されがちですが、どちらも肥料成分としては不充分で、主に「土壌改良」の役目を担うものです。 ところでこの腐葉土と堆肥は、どこがどう違うのでしょう。 【腐葉土とは】 落ち葉(主に広葉樹の葉)が堆積して、発酵した土のこと。 保水かつ排水性が良く、通気性、保肥性がある。 =(英)leaf mold 【堆肥とは】 わらや落葉、その他動植物由来の有機物が堆積し発酵した土のこと。積み肥とも。 保水かつ排水性が良く、通気性、保肥性があり微生物の数も増えるため農業や園芸に利用される。 =(英)compost つまり、腐葉土と堆肥の違いは原材料にあるわけですね。 またその原材料によって、※チップ堆肥や※バーク堆肥、牛糞堆肥といろいろな種類の堆肥が市販されています。 ※チップ堆肥=剪定枝や枯れ木