Googleは7月14日、現在ベータ版が配布されている「Android 13」の日本語関連機能として、アプリ内の文字表示などに使われる「TextView」での文節による改行と、IMEの未確定の変換候補をアプリ側が取得できるようになったと発表した。 単語ごとにスペースで区切る英語などと異なり、日本語は単語をつなげて文章とするため、アプリ内の表記など、単語の途中で改行されてしまうことがあるという。大抵の場合はこの動作で問題はないものの、見出しや中央寄せの場合、見栄えが悪くなってしまう。そこでAndroid 13は、TextViewに文節を保ったまま改行できるようになる機能を追加した。 変換候補の取得は、アプリで検索機能を提供する際を想定したもので、日本語での逐次検索が提供しやすくなるという。日本語の場合、例えばIMEで「かた」とひらがな入力している間は、アプリ内で漢字の「肩」を含むデータを検索