アルゼンチン・タンゴの前衛派として1940年代から活躍し、踊るためのタンゴから聴くためのタンゴに転化させた先駆者、アストル・ピアソラ。20世紀で最高の作曲家のひとりと評される彼の作品は、チェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチやヨーヨー・マ、ピアニストのマルタ・アルゲリッチなど第一線で活躍する音楽家たちに愛されています。 没後25周年となる2017年に母国アルゼンチンで開催された回顧展にあわせ、彼の功績と家族の絆を紡いだドキュメンタリー「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」が制作されました。8mmフィルムで撮影された家族の日常、ピアソラの自伝を執筆した娘のディアナが録音したピアソラへのインタヴュー音声など、未公開の素材を選りすぐり、ピアソラのもうひとつの素顔に迫ります。 監督はドキュメンタリー作家のダニエル・ローゼンフェルド。ピアソラの息子ダニエル・ピアソラ自身から直々に父ピアソラのドキュ
珠玉の名曲たち、クラシック音楽を楽しむブログ。クラシック音楽の楽曲をテーマに、短いエッセーを書いています。 ピアソラ バンドネオン協奏曲「アコンカグア」 独特のタンゴで人気の高いアストル・ピアソラは、実はバンドネオンと弦楽・打楽器のための協奏曲を作っている。 自身もバンドネオン奏者として活躍したピアソラは、自身のソロでこの曲の録音を残しており、また数少ないバンドネオンのための協奏曲であり、バンドネオン奏者はこぞって演奏するレパートリーである。 バンドネオンというと、クラシックではあまり聞かないシロモノだが、タンゴの楽団にとっては欠かせない楽器である。 ピアソラのタンゴは、正統派のタンゴとは違い、舞踏的要素がほとんどない「音楽」としてのタンゴであり、しかもピアソラの継承者もいないこともあり、タンゴと言うよりピアソラの曲はどこをどうとっても「ピアソラの音楽」なのである。 何を言いたいかというと
作曲者 : PIAZZOLLA, Astor 1921-1992 アルゼンチン 曲名 : ギターとバンドネオンのための協奏曲「リェージュのために」(1985) 演奏者 : カチョ・ティラオ(g),アストル・ピアソラ(bandoneon),レオ・ブローウェル指揮リェージュ・フィルハーモニー管弦楽団 CD番号 : KING_K32Y 2035 リェージュのギター・フェスティヴァルのためにピアソラが書いたこの曲には、随分多くの録音が存在する。ナクソスにも選り取り見取りであるので、関心のある方はどうぞ…。 ピアソラが自身で書いたオーケストラ作品は、初期にはシンフォニエッタなどの作品を書いているけれど、モダン・タンゴの音楽家として地位を確立してからはそう多くないという事情もあってか、この作品は人気があるようだ。 序奏〜ミロンガ〜タンゴという3つの楽章がゆったりとしたテンポでのギターとバンドネオンの
タンゴの革命家、作曲家、バンドネオンの巨匠...。私にとっては永きにわたって、最も好きな音楽家の一人であり続けています。 ピアソラに関するあれこれです。2000年8月6日にNHK-FMで放送予定の「ピアソラ・真夏の誘惑」について、監修者・斎藤充正さんから放送予定曲目リストを公開していただきました。 NHK-FM 特集「ピアソラ・真夏の誘惑」放送予定曲目リスト [2000.7.29掲載] よしむらのページ20000アクセス達成のお祝いにネオさんからいただいた素晴らしいイラスト!(→作者ネオさんの空色勾玉へ)[2000.2.21 以来トップページからリンクされていたものを 200.7.29 にここへ移転] ギターとドラムスで挑むピアソラ作品~飯泉昌宏トリオ [1999.11.3更新] リベルタンゴ聴き比べ[1998.11.28追加] ピアソラQ&A [1998.6.6更新]
アストル・ピアソラ ライヴ・イン・トーキョー 1982 Astor Piazzolla y su Quinteto / Live in Tokyo 1982 (P.J.L. MTCW 1012/13) Disc-1 [1] ビジュージャ [2] ブエノスアイレスの冬 [3] ブエノスアイレスの秋 [4] 五重奏のためのコンチェルト [5] 天使の死 [6] 天使のミロンガ 〜 M.C.(アストルの挨拶) [7] AA印の悲しみ Disc-2 [1] アディオス・ノニーノ [2] エスクアロ(鮫) [3] タンガータ [4] チキリン・デ・バチン (歌:藤沢嵐子) [5] チェ・バンドネオン (歌:藤沢嵐子) [6] ラ・クンパルシータ (歌:藤沢嵐子) [7] ロコへのバラード (歌:藤沢嵐子) [8] チン・チン [9] ブエノスアイレスの夏 HMVのサイトで試聴できます。ジャケッ
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