Beanの日記

徒然日記

「パーシージャクソンとオリンポスの神々」

「パーシージャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃」 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃 作者:リック リオーダン ほるぷ出版 Amazon ハリーポッターのような作品です。主人公が一目おく人物がダークサイドにおちている部分は スター…

「世界を支配するアリの生存戦略」

「世界を支配するアリの生存戦略」 世界を支配するアリの生存戦略 (文春新書) 作者:砂村 栄力 文藝春秋 Amazon アリ(特にアルゼンチンアリ)についての本。昆虫好きな昆虫学者が書いた本なので、素人が読んでもわかりやすくて面白い。 筆者は昆虫が好きで、…

「悩まない人の考え方」

「悩まない人の考え方」 「悩まない人」の考え方 ── 1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30 作者:木下勝寿 ダイヤモンド社 Amazon 最初、言葉選びに少し違和感を感じたが、小さいことにこだわらずに大意をくみ取るように読みすすめた。読み進める…

「かわいないで」

「かわいないで」 かわいないで (文春e-book) 作者:加納 愛子 文藝春秋 Amazon 『漫才過剰考察』が人気ですぐに順番がまわってこない。ということで、同じお笑いつながりですぐに読めるこちらを借りて読みました。 2作入っていて、共にお笑いが含まれる話で…

「君に友だちはいらない」

「君に友だちはいらない」 君に友だちはいらない 作者:瀧本哲史 講談社 Amazon 友達がいないと悩む子向けの本かと思ったら、全く違うジャンルの本。ビジネス書というよりは、意識の高い高校生や大学生が読むとなにがしらをキャッチできるかもという本。 筆者…

「若葉荘の暮らし」

「若葉荘の暮らし」 若葉荘の暮らし 作者:畑野 智美 小学館 Amazon ブロ友さんおすすめの作品。 コロナ禍の緊急事態宣言を背景に書かれた作品。最初は日常のあれやこれやが綴られた作品かと思ったけど、心に響く言葉があった。よかった。ただし、読み手を選…

「勘違いが人を動かす」

「勘違いが人を動かす」 勘違いが人を動かす――教養としての行動経済学入門 作者:エヴァ・ファン・デン・ブルック,ティム・デン・ハイヤー ダイヤモンド社 Amazon 経済活動にかかわることで、知っておくとスムーズに事が運ぶことが紹介されています。ベースに…

「生殖器」

「生殖器」 生殖記 作者:朝井リョウ 小学館 Amazon 少数派(マイノリティー)の葛藤にフォーカスをあてた本。権利、主義、主張なんて話ではない。尚成(主人公)の日常を実況中継するような形で話が進む。独特の話法に最初はとまどいましたが、すぐに慣れた…

「ディズニーキャストざわざわ日記」

「ディズニーキャストざわざわ日記」 ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します 作者:笠原 一郎 三五館シンシャ Amazon みなさん、定年後の人生を考えていますか? 筆者のように人生を謳歌したいものです。 一橋大学卒業後…

「DIE WITH ZERO」

「DIE WITH ZERO」 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon 若い時の経験に金を惜しむな! 経験は思い出になり、後々配当をうむぞ! という話でした。 別の言い方をすると、 相続は生きている間にし…

「続 窓ぎわのトットちゃん」

「続 窓ぎわのトットちゃん」 続 窓ぎわのトットちゃん 作者:黒柳徹子 講談社 Amazon 『窓ぎわのトットちゃん』同様に、透明感がある語りでした。前半は戦争時代の疎開生活の話が中心で、後半は戦後に黒柳徹子さんが業界人になっていく様が書かれていました…

「近畿地方のある場所について」

「近畿地方のある場所について」 近畿地方のある場所について 作者:背筋 KADOKAWA Amazon ブロ友さんから「怖・面白い!」という感想を聞いたので借りました。今年、映画が公開予定らしいです。ネタバレしちゃうといけないので、内容はふれません。映画がど…

「爆弾」

「爆弾」 爆弾【電子限定特典付き】 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 面白かったです。謎解きはほぼ解けませんでした。 【スズキタゴサクの言葉で印象に残ったものと感想】 「可能性って、素敵な言葉だと思うんです。同時に、残酷な言葉でもあります…

「ローマ帽子の謎」

「ローマ帽子の謎」 ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 初めてのエラリー・クイーン。私の気まぐれ天邪鬼のせいで避けられて忘れられた作家です。ネットで調べたら、アメリカの推理小説家で2人の従兄弟の…

「砂漠」

「砂漠」 砂漠 (新潮文庫) 作者:幸太郎, 伊坂 新潮社 Amazon 東北大学 法学部に入学した学生5人が、知り合って卒業するまでの話。 筆者の伊坂幸太郎さんが東北大学 法学部だから、自身やその周辺の学生生活が作品に反映されているかも。いいねぇ、東北大学。…

「列」

「列」 列 作者:中村 文則 講談社 Amazon この切り口でここまで書きあげることに唸らされました。どのように感想を伝えたらいいのかわかりません。「そんなに長くないから読んでみ。読むタイミングは気を付けて。淡々とした口調だけどドロドロしているから。…

「イヌのキモチ解剖図鑑」

「イヌのキモチ解剖図鑑」 イヌのキモチ解剖図鑑 作者:マット・ワード エクスナレッジ Amazon ちょっと思っていたのと違いましたが、目的は達成できました。 近所で茶系のトイプードルを飼っている家がちらほらあります。たまにお散歩をしているのを見かける…

「傲慢と善良」

アマゾンの評価者数8,762、評価4.3に納得です。 ストーリー自体は好き嫌いがあると思いますが、今の世の中の色々なことに触れているように思いました。 「傲慢と善良」 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon 婚活から話が展開しますが…

「自分とか、ないから」

「自分とか、ないから。」 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 作者:しんめいP サンクチュアリ出版 Amazon ネットで紹介されていて借りました。 「自分とかないから。」 勤務時代に何度心の中で叫んだことか。 「あなたはどうしたい?」、「どうなり…

「最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? 」

「最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? 」 最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? (星海社 e-SHINSHO) 作者:鈴木聖也 講談社 Amazon ネットで紹介されていてタイトルを見て、「それ!」と思ったので借りて読みました。 どこの業界も大変だと思…

「3時のアッコちゃん」

「3時のアッコちゃん」 3時のアッコちゃん (双葉文庫) 作者:柚木麻子 双葉社 Amazon 利用しているスマホのブックアプリで紹介されていて借りました。アッコさんのような人は小説の中にしか存在しませんが、こういった人を心の中で求めている人は多いと思いま…

「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」

「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」 この部屋から東京タワーは永遠に見えない 作者:麻布競馬場 集英社 Amazon 慶応卒の覆面作家 麻布競馬場さんがSNSで書いた作品を集めて出版した本、短編集です。 作品には、東京の地名、有名な東京の中高一貫校名…

「多眼思想」

「多眼思考」 多眼思考 作者:ちきりん 大和書房 Amazon 2014年出版の本。筆者ちきりんがtwitterでつぶやいたことの一部を集めてきて本にした作品。古い本だけど、今でも普通に読める。

「勉強の哲学 来たるべきバカのために」

「勉強の哲学 来たるべきバカのために」 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) 作者:千葉 雅也 文藝春秋 Amazon 勉強するとはどういうことかをイメージしやすいように丁寧に丁寧に書いた本です。 思うところがあった個所にポストイットをは…

麻婆豆腐

以下はオリジナルレシピを参考にした私の調理メモ。 オリジナルレシピは下にリンクを貼っています。 【材料(4人分)】 木綿豆腐 1丁(400g) ねぎ 1/3本 豚ひき肉 100g A にんにく(みじん切り) 小さじ1 A 甜麵醬 大さじ1 A 豆板醤 大さじ1 A 豆鼓醤(なく…

「わたしの美しい庭」

「わたしの美しい庭」 わたしの美しい庭 作者:凪良ゆう ポプラ社 Amazon 話の設定に少し無理があると感じるところもあるけれど、登場人物からでる言葉は素晴らしいです。ストーリはマイルドな仕上がりです。 登場人物の会話に、「一保堂のほうじ茶だよ。」と…

「最高の介護」

「最高の介護」 最高の介護 介護のお医者さんが教える満点介護! 作者:田口真子 講談社 Amazon 介護のお医者さんの本です。 ブログ同様に、文章が明朗で簡潔です。ブログは日々の巡回ルートにして、楽しく読んでいるうちになんとなくいろいろなことがわかっ…

「火のない所に煙は」

「火のない所に煙は」 火のないところに煙は(新潮文庫) 作者:芦沢央 新潮社 Amazon 怪談話です。6話納められているのですが、1番最初の話『染み』が一番怖かったです。最終話は最後まで読んだ人へのご褒美です(多分)。 【思ったこと】 本文中に、「霊と…

「杉森くんを殺すには」

「杉森くんを殺すには」 杉森くんを殺すには 作者:長谷川まりる くもん出版 Amazon ブロ友さんが紹介されていた本。タイトルが気になって借りました。 主人公の女の子は自分にも他人にも正直で嘘をつかない、一生懸命に生きている故の危うさのようなものがあ…

「舟を編む」

「舟を編む」 舟を編む (光文社文庫) 作者:三浦 しをん 光文社 Amazon 朝ドラになりそうな小説。調べてみたら、既にドラマ化・アニメ化されていました。 辞書作りの話をメインに、控えめながら濃厚な人間模様がうかがえます。登場人物間で交わされる言葉が端…