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2024/01/27

HDD は 30TB の時代へ

  hdd  seagate 
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EXOS X22 22TB SAS 3.5インチ 7200RPM 6GB/S 512E/4K

現在入手可能な HDD は 1 台当たりの容量が 22TB ~ 24TB のもの*1が上限ですが、これが今年中に 30TB を突破するようです。

HDD はここ10年くらい年々容量増加のペースが穏やかになっていて、1年で容量が +1~2TB という時期が続いていました。そんなわけで、2TB が発売されたのは 2011 年頃だったので、干支がひとまわりしてやっと容量が 10 倍という状況でした。

今回は HAMR(熱アシスト磁気記録)がやっと実用化されたということで、2013 年頃に実用化されたヘリウム充填、2015 年頃に実用化されたSMR(シングル磁気記録)に続く、久々のブレークスルーということになります。結局、SMR はパフォーマンスへの影響が大きすぎて結局、PMR(垂直磁気記録、従来型)に戻ってしまいましたからね。

ASCII.jp:“30TB超え”大容量HDD時代へ突入、Seagateが新技術基盤「Mozaic 3+」を解説

Seagate Technology(シーゲイト)は2024年1月25日、HDDの記録密度を高め、3.5インチHDD 1台あたり30TBを超える大容量化を実現する、同社の新しいHDDプラットフォーム「Mozaic 3+」の技術説明会を開催した。このMozaic 3+を搭載した30TB超のデータセンター向け汎用HDD「Exos」を今年3月ごろから量産開始する。


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