いよいよ砂が動き出す時期がやってきた。昨日は北京化工大学の先生らと話す機会があった。皆さん、専門は高分子でも緑化を何とか成功させたいと願う人たちばかりだ。ただちょうど89卒業の世代で、話題はもっぱら中東とアフリカの情勢だった。ここ数日、こちらでも情報が簡単に入るので、固唾を飲んで見守っているところだ。もし飛び火すれば大変な争乱になるだろう。さて、黄砂の時期がいよいよやってきた。蘭州から来た人も、ここ最近は春になる前にすでに黄砂が始まっていると話していた。ただ最近は大気汚染と相まっているからなおさら視界が悪い。日本から来た方も、黄砂が日本でひどいと言われているけれど、レベルが違うね。と言って帰って行った。日本はまだ海を隔てているため、そう感じないかもしれない。しかし、黄砂の発生地はともかく、北京でも視界が2kmくらいの日は普通になってしまっている。気象庁の黄砂情報の中にもっと詳しい情報があった。硫酸塩エアロゾル等の大気汚染物質も入っているらしい。http://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/ConcentrationMap1.php ちょうど図の赤いあたりがアラシャンになります。図は九州大学/国立環境研究所化学天気予報システム CFORS土壌性ダスト(黄砂)の予想分布より
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