橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

どうなる普天間移設 名護市長選候補一本化

2009-11-19 16:47:32 | Weblog
このところアップしようと思うことは多いのだが、
ちょっと疲れていて書けなかった。
仕事の合間にとも思うのだが、そこまで、
てきぱきいくつもの事柄を処理できるほど集中力が続かなかった。

もっと、一つの記事を短くポイントだけにするべきか・・・。

ところで、普天間である。
今日は、防衛省から、普天間の名護移設の条件として、
嘉手納での訓練の縮小という話が出てきた。
もはや、県外移設を口にしているのは、政府内では鳩山さんだけなのだろうか?
状況は鳩山囲い込み作戦のような様相を呈してきている。
もう鳩山さんわがまま言うのはやめてくださいよ的な動きである。
閣内から、メディアから・・・。

そんな中、昨日、名護市の市長選の候補者が絞られてきた。
現職で、移設容認派の島袋氏に対して、野党側の候補が稲嶺氏に一本化された。
県外国外移設を主張している共産党の比嘉氏が、稲嶺氏の応援にまわった。
稲嶺氏が、名護市(辺野古)に基地は作らせないことを訴える
方針を固めたためということだ。
移設容認の島袋氏も、このところの政府内の発言を考慮して、
政府の方針が出れば、県内移設でも県外移設も容認する可能性を示唆している。

候補者たちは、政権交代後の閣僚の発言を見て、
県外移設の可能性も視野に入れ始めている。
もちろん県内移設での基地建設工事を期待していた地元土木業者は
反発するだろうが、
こうした市長選に向けての動きは、
今現在、政府やメディアが向かおうとしているかに見える
日米合意通りの決着(辺野古での基地建設)と反対のものだ。

鳩山さんはこうした地元の動きにどう対処するのだろうか?

そして、疑問なのは、本当にアメリカは、日米合意どおりの
基地建設でなければ、首を縦に振らないのかということだ。

一部では、外交条約は、国内法と違い、政権が変わったからといって
簡単に変えることができないものである、との声もある。
しかし、一方では、アメリカだって、政権交代後
チェコとポーランドへのMD(ミサイル防衛システム)配備をやめたのだから
日本だって方針を変えることができないはずはないという声もある。
現に鳩山さんもそう言っていた。

沖縄の米軍基地の問題をそれだけと考えないで
日本が50億ドルも拠出すると言っているアフガニスタン支援と天秤にかけて
交渉することはできないものか?

ただ、このアフガニスタン支援についても実効性には疑問があるので再考の余地はある。これが修正されて、より実効性のあるものになるのであれば、
十分の沖縄の基地問題を交渉する上での交渉材料になりうる気もするのだが・・・。

ざっと思いつくまま。

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