6月7日
6月からおとな登山教室 ~初級~ がはじまりました。
今回は、その実技登山で「宮城蔵王・水引入道」へ出かけてみました。
ブナの新緑と花を楽しみながら高度を上げ、
地図で現在地の確認、
歩くペースを
時速1キロ、1.5キロ、1キロ以下を
体験していただきながら、
自分標準ペースを覚えていただきいたり、
沢沿いの登山道のトラバースで”ドキドキ!”、
残雪のある沢の渡渉では”ハラハラ”、
対岸の急峻な斜面ではロープで引き上げられ”??!”、
息が切れるような胸突き八丁の急登と
変化に富んだコースを辿り、
3時間半かけ頂上へ。
これが、初級コース?と言われるかもしれませんが、
山登りは経験を積み重ねるスポーツですので、
この登山教室では、初級だからとか、初心者だからとかではなく、
いろいろことを体験していただくことが大切だと思っています。
宮城蔵王は
高山の花だけでなく、
ムシカリ(虫食い)(別名:オオカメノキ) スイカズラ科
”白根葵” シラネアオイ(日本の固有種) キンポウゲ科
”褄撮草” ツマトリソウ サクラソウ科
”深山苦苺” ミヤマニガイチゴ バラ科
蔵王山系ではよく見かけますね。
”衝羽空木” ツクバネウツギ スイカズラ科
”衝羽空木” ツクバネウツギ スイカズラ科
”広葉蛇上らず” ヒロハヘビノボラズ メギ科
宮城蔵王は、ツツジ、カエデの花がきれいな山でもあります。
”更紗満天星” サラサドウタン ツツジ科
花に更紗(和更紗)のような模様があるからといわれている。
”更紗満天星” サラサドウタン ツツジ科
”紅更紗満天星” ベニサラサドウタン ツツジ科
”紅更紗満天星” ベニサラサドウタン ツツジ科
"小峰楓” コミネカエデ カエデ科
”麻幹花” オガラバナ カエデ科
材が麻幹(皮をはいだアサの茎)のように
柔らかいからといわれている。
”目薬の木” メグスリノキ カエデ科
これから、稜線に向かって、花前線が登高してゆきます。
サクラソウもそろそろ見ごろを迎えそうです!