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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

HaaS,PaaSにする財務的な意義

2009-04-30 16:35:23 | Weblog

 クラウドコンピューティングとして、HaaSやPaaSを行う意義について、
技術的には語られるけど、一般的には、もっと経営陣にとって関心の高そうな
財務面について、語っていないようなので、まとめてみる。




■HaaS、PaaSは費用化できる
 HaaS、PaaSは結局、ハードウエアやプラットフォームを借りるだけ、極論すれば、
レンタルサーバーとたいして変わらない。
 そのため、レンタルサーバー同様のメリットを享受できる。

 それは、ハードが固定資産=減価償却の対象にならず、費用対象になること。
 減価償却がメリットになる場合もあるけど、デメリットになることもある。
 それは、償却期間中に買い換えたい場合。破棄して新しく買い換えたりすると、
そこで全部償却しないといけなくなる。

 その点、使った分のみ費用化するHaaSのほうが、プロジェクト終了やマシン陳腐化による
ハードの破棄(HaaSだと契約解除)もしやすくなる(契約期間をそんなに長くとらなかった場合)。




■土地代、引越しなど
 大きなサーバーをおくには、それだけの場所が必要。
 HaaSなどにすると、その部分の出費がない。
 ということは、固定費部分を小さくできるため、
 利益を出しやすくなる。

 もちろん、大きなサーバをおき、電源工事などをする場合、
 引越しするのに大変、場所が限定されるなどの問題もあるけど・・・




■利用者の数、場所の変更に対応しやすい

 景気の変動によってサーバー利用量はかわる。
 また、在宅やプロジェクト実施場所を変更したいとき、
 社内サーバーでは、めんどう。

 こういったときにHaaSは便利。

 景気変動に応じて、サーバー契約を減らしたりできるし、
 また、事務所閉鎖、従業員移動した場合、サーバーを移さずに、
即事業が開始できる。




■管理者の人件費
 さらに社内に置く管理者を減らせる。その分の人件費を考えると。。。




 むしろ、こーいった財務的理由から、HaaS、PaaSなどのクラウドへの移行を
提案したほうが、経営陣には、通りやすいんじゃないかなあ?
 具体的な数字も挙げやすいし・・・

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