2025年1月5日 「世の中にはすぐ分かるものと、すぐに分からないものの二種類がある」とは、森下典子氏が著書「日日是好日 」で主人公をして言わしめている言葉です。すぐにわからないものは、何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわと分かりだし、「別物」に代わって行く。分かる度に、自分がみていたのは、全体の中の本の断片に過ぎなかったことに気づく、と続けています。わたしが今感じているこ...
日本語教育メモや帰国子女大学受験体験記も含め、日々の生活を通してポルトガルの魅力を綴っています。
ポルトガルに40年在住しています。二人の子どものトライリンガル教育も終了し、現在はポルトで日本語を教えています。ポルトガル人の夫と5匹の猫と暮らしています。
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2025年1月5日 「世の中にはすぐ分かるものと、すぐに分からないものの二種類がある」とは、森下典子氏が著書「日日是好日 」で主人公をして言わしめている言葉です。すぐにわからないものは、何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわと分かりだし、「別物」に代わって行く。分かる度に、自分がみていたのは、全体の中の本の断片に過ぎなかったことに気づく、と続けています。わたしが今感じているこ...
2025年1月24日 16世紀につくられたRua das Floresはかつてポルトで最もにぎわった界隈だと言われる。当時建設されたIgreja da Misercórdia(ミゼルコルルディア教会)や古い屋敷、店などがぎっしりと並んで今も残り、往時の姿をかろうじて留めている。下がミゼルコルルディア教会。元はゴチック、ルネサンススタイルで16世紀に建てられたのだが、17世紀初期に落雷を受けてファサードが破壊。18世紀になってからイタリア...
2025年1月21日 通常は近くにある行きつけのレストランで昼食をとる授業後の土曜日だが、先週は天気もいいことだし、久しぶりにダウンタウンの「O Buraco」へ行こうかと夫の提案。夕方の授業までに少し時間があることだし、ずっと気になっていながら、なかなか見に行く機会がないまま数年がたってしまったRua das Flores(花通りの意味)にも寄ってみたい、と言うので、出かけてきた。レストラン「O Buraco(穴の意味)」は...
2025年1月20日 2月下旬にやって来る我がモイケル娘と孫のソラ坊だが、まだまだ先だと言っていると、その日はあっという間に来ると思うので、しばらく前からソラ坊を喜ばせるための準備をしているばぁばである。 先日は車庫へ行って、かつて子供たちに読んであげた日本語の絵本を棚から降ろして、湿気臭い匂いをとるため日に当てた。絵が古そうだし、今どきの子供はどんな反応を示すかな?幼児向けの英語の本も取ってあ...
2025年1月15日 呼び出し音が鳴り、ケータイ画面に見知らぬ電話番号が表示されていた。そういう時は応答しない。放っておいたら再度ケータイが鳴ったが、やはり知らない番号なので無視した昨日のこと。今度は、「アルフレッドの息子です。少しお話したいので、そちらから電話いただけないでしょうか」とポルトガル語でメッセージが入った。え、アルフレッドさん?我が日本語塾で92歳の最高齢者なのだが、クリスマス前にご...
2025年1月10日 子供の頃から観てきた映画は数知れず。わたしの小学生時代は今のようにテレビなどほとんどない時代でした。小学校の講堂を利用して映画教室(わたしたちはこれを「幻灯」と呼んだりもした)が、時々催されました。椅子などには座らず、そのまま床に地べた座りです。スクリーン代わりに講堂の壇上に大きな幕が張られ、私達のすぐ後ろでは映写機が裸のままジ~ッと回るのです。そうして観た映画は数々。「綴り...
2025年1月9日 冬のポルト、ドン・ルイス一世橋今週はずっと雨天が続くと天気予報。こういう鬱陶しい日やプンプンして気持ちがささくれだちそうな日は、子供たちが日本へ行った最初の頃に聞かされた数々の面白話を再読することです。年月をさかのぼり笑っているうちに嫌な気分も少しは失せるという訳でして。以下。東京息子と我がモイケル娘が、二人して都会で肩を寄せ合い千葉のアパート暮らしを始めた頃の事。初給料なるも...
2025年1月8日先日、ご案内しますと書いたポルト、ダウンタウンのブリャォン市場についてです。まずは名前の由来です。かつてこの当たりは川が流れる広大湿地帯で、水の泡(bolha de águaができていたことから、人々から「ボリャォン(Bolhão)と呼ばれ始めまた。市のプロジェクトで1914年に、地階を入れた3階立ての後期ネオクラシックスタイルの建物を構える市場として完成しました。四つの通りに面しており、入り口も各...
2025年1月7日 新年の挨拶で故郷弘前の友人からLINEにメッセージが入った。一緒に送付された写真を見て、うわ!凄い雪だ!ま、ま、真っ白だ!雪だから真っ白なのは当たり前なのだが、その量に驚いている。ニュースを見れば、4日に降り積もった114㎝の雪、1月としては1982年以来の最高記録なのだとか。 かれこれ半世紀以上も弘前の冬を目にしていないわたしだが、この様子を見て、自分が住んでいた頃は毎年こんな感じだ...
2025年1月4日明けましておめでとうございます。拙ブログを読んでいただいている皆様、今年度も宜しくお願いいたします。日本に目を向けると不安になるニュースばかりが目についてしまいますが、我が子たち、孫、妹家族、また知人友人たちが住む我が母国、どうか良い1年になりますようにと願うばかりです。さて、昨日はかつての補習校同僚で、現在は日本に住むI氏とOちゃん3人で、I氏の一時ポルト帰国を機に、ダウンタウンの...
2024年12月30日 パパの日本語はもうアカンと言うと、わたしのポルトガル語もあかん~と言うモイケル娘。パパの日本語はしようがないね、わたしも兄貴もいないし。今度、ソラ(孫)が行くから、彼女に鍛えてもらおう!って(笑)いや、わたしは彼とはちゃんと日本語で話しかけるよう心構えている。だが、近頃は簡単な語彙も忘れていたりする夫に、わたしのオンライン日本語クラスに来る?と皮肉がらみで誘ったりしているの...
2024年12月28日 クリスマス数日前から、日本語授業がある時を除いては情けないことに腰痛で日がな一日寝てました^^; パソコンに向かっている時間が長いからなのか、はたまたストレスからか、もしかしたら、歩いていないからかも?と、色々思いを巡らすも、原因が分からないままできましたが、今日はやっと痛みがひき、いつもの気分を取り戻せた感じです。そんな訳で、例年だと25日の昼食はアベイル市の義姉宅に10人ほ...
2024年12月20日 春に2か月ほど帰国してきたのだが、未だ記録していないこともあり、書こう書こうと思っているうちに12月に入ってしまった。来週はもうクリスマスを迎え、すぐに年の瀬だ。そろそろ家の中も普段手の届かない箇所を掃除しなければなるまい。さて、4月中旬、高校時代の同窓生たちに会いに行ったのだが、10人ほどが会食に集まってくれた。こうして声がけしてくれる人がいること、集まって歓迎してくれる人...
2024年12月17日雨こそ降っていないが、今日はどんより曇り空のポルト。気晴らしに(ごめんw)、補習校時代の同僚だったI氏にメッセを入れてみた。老後はやはり日本で、と昨年冬に単身で日本へ帰国した氏である。家族はこちらにいるが、日本を訪れるなり、ポルトに帰るなりと、会いたい時にはお互いいつでも会える状態を維持しているそうだ。今夏のわたしの帰国では、そのI氏の様子を見がてら会って来たが、元気元気(笑...
2024年12月15日 毎土曜日、21年間続けたポルト補習校講師を退いて10数年になりますが、12月になると学校行事である「餅つき大会」が思い出されるのですが、その時のあきれ果てたハプニングを今日はご紹介したい。あんな予測しなかったことが起こっていいものかと言いたくなります。だからハプニングと言うんですけどね(笑)ある年の12月のこと。借用校との交流のため、餅つき行事も含め日本文化展示会も各教室で...
2024年12月14日昨日は二つの日本語授業時間を除いては、日中ずっとパソコンにはりついていた。朝のうちに某編集者から「12月ゆえ、原稿締め切り日が早くなっています。本日締め切り、よろしくお頼み申す」という具合のメールが入った。うは!週末も授業がある故、来週火曜日くらいまで原稿送付を延長させてもらおうかと思ったりしていたが、先手を打たれてしまった(笑) そうは思っていたものの、原稿内容については出...
2024年12月9日 このところ、天気が悪いのやらクリスマスの飾りつけやらで、10日ほどウォーキングを怠けていたら、夜中に頻繁に脚が吊って目が覚めるようになった。例えわずかな時間でもウォーキングを毎日続けることは大事なのだと反省している。 リビングは暖かい季節の赤色に変身。長年使って来たツリーのクリスマスライトは、大分前から何か所もダメになって点灯しなかったのだが、今回は壊れてしまった。買い替えたの...
2024年12月9日 このところ、天気が悪いのやらクリスマスの飾りつけやらで、10日ほどウォーキングを怠けていたら、夜中に頻繁に脚が吊って目が覚めるようになった。例えわずかな時間でもウォーキングを毎日続けることは大事なのだと反省している。 リビングは暖かい季節の赤色に変身。長年使って来たツリーのクリスマスライトは、大分前から何か所もダメになって点灯しなかったのだが、今回は壊れてしまった。買い替えたの...
2024年12月6日 今日は前回に続く狂歌師、太田南畝についてで、以前拙ブログにあげたものに手を加えてある。Youbute上で「橋の上の霜」という江戸時代のドラマの題に惹かれて何とはなしに開いてみると、原作が平岩弓枝、主演が金八先生こと武田鉄矢で、1986年に放映されている。どれどれ、と見ていくうちに、主人公直次郎が狂歌師だと言う。その親しい友人の朱楽 菅江(あけら・かんこう)の名を耳にして、あっと思った...
某年某月某日 「なにごとも石の上に3年であ~る」と言い渡していたこともあってかなくてか、大学を卒業して東京の某社に勤務すること丁度3年、お金を貯めたのでこれで大学院に行く、と突然言い出したモイケル娘であった。そうして、都内池袋のR大学院で2年、修論に取り組んでいたモイケル26、7歳の頃のこと。娘から送られてきた修論の一部を目にして即、「なんじゃいな?この黒人て?江戸時代に日本に黒人がおったとは思え...
2024年1月24日 独身で今年81歳になる義兄がアルツハイマー認知症だと夫から聞いたのは1年くらい前になろうか。わたしたちの家のすぐ近くにある亡くなった義母の家でこれまで一人で暮らしてきたのだが、数年前から、わたしは義兄が家族の集いやわたしたちと一緒に食事に出かける時など、ほとんど口を開かなくなっていたので気にかかっていた。あれはこの病の予兆だったのだろうと今では思っている。料理もしなくなったし...
2024年1月23日 土日も授業を入れてあるので、週末の昼食はTake awayか外で食べるかです。先週の日曜日はショッピングセンターのフードコートで、となりました。車で20分足らずのところです。車を運転しながら、何を思ったか夫がふと「モイケルが日本へ行って今年で20年になるねぇ」と言い出しました。わたしもつい先だってそんなことを思っていたのです。娘20年、そして東京息子は在日生活15年になります。東京息子...
2024年1月16日 今年のファイナンシャルプランは、娘ソラの病気による月3回の欠勤予定でたてているので余裕がある、などど、我がモイケル娘が言っております。モイケル娘から「ソラが風邪ひいた、ソラが熱出した」と聞くたびに、幼児を保育園に預けて働くお母さんの大変さは推して知るべし。ポルトガルにおけるわたしの幼児子育て時代は、主婦一辺倒でやってまいりましたが、それでも子供たちの英国系の幼稚園学校が家から...
2024年1月14日 先週金曜日のこと、日本語授業が終わった昼下がり、久しぶりの晴天のもと、歩きに出た。日陰だと冷たい空気にぞくっとするが日向に出ると着ていたカーディガンを脱ぐほどだ。ほんとうにうっとおしい冬の長雨だった。歩くコースは家のすぐ側にある学校(小5~中3までの公立学校)の横を通り長い下り道を下りて行く。行きは下りだから気持ちがいいのだが帰りは上りになる。ゆるい坂ではあるがわたしにはいい運...
2024年1月13日 90歳の我が日本語生徒のアルフレッドさんがドイツで一か月ほどのクリスマス休暇を過ごし昨日ポルトに帰ってきた。「12日からお願いします」と既に彼からメッセージをもらっており、2024年度の最初の授業が本日であった。YY塾はオンライン授業なのだが、アルフレッドさんはパソコンは山からポルトに下りてきた時メールを確認するのみに使用するだけである。彼だけは対面授業で我が家に来ても...
2024年1月9日例年だと、ポルトガルのテレビでは必ず北半球でいち早く新年を迎える日本の年越しの様子を放映してきたのですが、今年は日本のではなく中国、それに韓国が加わって、カウントダウンと新年を迎える様子が放映されていました。ふ~ん、中国の正月は旧正で2月のはずだが今なんでやの?して韓国とはまた?テレビのCMにも中国系ポルトガル人のモデルを結構見かけます。かつては日本人を使ったCMも見たものでした。も...
2024年1月5日クリスマスから元日まであたふたと忙しく、夫は休みを取っており家にいてはすぐ側に住む軽認知症の義兄の家を行ったり来たりと、落ち着く暇がありませんでした。そんな状態で今年はつい年末のご挨拶もないまま。どれ、新年のご挨拶をと思ったところに能登半島地震、追い打ちをかけるように羽田空港での海自とJAL機の衝突事故のニュースが飛び込んできました。明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶...
2023年12月30日 朝、スマホのスイッチを入れるとメッセが入っていた。「日本へ行く準備に追われ、今ようやく終わりました。フライトは明朝6時です。とても楽しみですが少し緊張しています。日本に着いたら連絡します。それでは、行って来ます」とKちゃんからだ。Kちゃんとのメッセのやり取りは、ここ数年すべて日本語だ。発信時間は前日夜の11時近くになっている。わたしは日中パソコンに向かっている時間が多く、白内障...
2023年12月29日 不思議な夢を見る日が続いた。その1どこかの大きな会場で。突然、大きな体に赤いネクタイのトランプ元アメリカ大統領が目前に現れる。わたし、なにかのコピー紙を手にしている。大統領にそれをお見せしながら、「Mr. President. ジス イズ ジャパニーズ トラディショナル なんとかかんとか・・・」なんでやねん! 大統領に日本文化を教えてるんか~(爆)これって、年末新年の日本独特の行事説明...
2023年12月23日 日本語オンライン個人授業のアントニオさんが日本を旅行してポルトに帰って来たときのこと。「お土産を持って来たので、ぜひ直接先生に会って渡したい」と言う。Zoomスクリーンで週1で会っているが直接顔合わせをしたことはなかった。断ってお土産を郵送してくれとは、いくらなんでも言えまい。そこで、隣町のEl Corte Inglêsデパートにあるスターバックスで会うことになった。そこならわたしは車で行っ...
2023年12月20日 つまんないな、と思うことがたまにある。 どういう時かと言うと、例えば少し長い休暇に突入して、日本語授業が減るがそうだ。毎日授業準備に割いて来た時間が空くのである。ならばのんびりと構えて普段できないことをすればよかろうにと思うのだが、それができない仕事restlessなわたしだ。時に「つまんないな」と一言口をすべらしでもしたら、即、夫に「子どもたち二人とも日本へ見送るからだ」と返され...
2023年12月20日 今朝のポルト、朝の気温は2度、昨日に引き続き朝からヒーターをつけること二度目です。さぶ~。さて、先週金曜日、東京近郊に住むモイケル娘がソラ坊を連れて病院へ行ったところ、胃腸炎診断をくだされたと言う。日中は比較的元気なのに、お腹をくだしたり夜中に吐いたりしていたらしい。ほんまによく病気になる子やなぁ、と少々気になるところではある。そう聞いたのは先週末のこと。じゃ、明日(つまり...
2023年12月18日 まだ会ったことはないのだが、Facebook上で時々やり取りをしているFBフレンドがいる。たまたまわたしの帰国時の滞在先が所沢なのだが、彼の故郷も所沢だと言う。ポルトガルが気に入ったようで家族そろって長年住んだアメリカからポルトガルに移住してきた。その彼、時に「やってられまへんがな」とのたまいながら今までなかったようなポルトガルの生活洗礼(笑)を受け、色々体験中であ~る。「給湯器が壊...
2023年12月14日 さてと、高齢者問題はちょっと置いといて。毎日この件を考えているとくら~い気持ちになりますからね。夫もわたしもシャワーは朝党です。お湯は我がフラットに備わっている電気が沸かすシリンダータンクから給湯されるもので使える量に限度があります。気温が高い夏はともかく、寒い冬は続けて二人シャワーを浴びるのは、途中から水になってしまう可能性があったりするので考え物なのです。なるべく2人の...
2023年12月9日このカテゴリ記事はあまり気が進まないのだが、自分のメモに、あるいは誰かの参考になるかも知れないと思い、書くことにした。夫は消化器専門医なのだが、内視鏡検査の仕事はかなり減らして、現在はその分野のコンサルタントとして患者と接することが多いようだ。頑固なところがあるがいたって温厚な人で、30代頃から夫のファン(と言っても患者ですw)はお年寄りが多かった。田舎から来る患者にも親切だった...
2023年12月10日 毎年のことだが、この時期の悩み事にクリスマスのプレゼントの買い集めがある。自分の家族を始め、クリスマスの祝いに集まる親戚の大人子ども、普段あまり付き合いのない親戚にも届ける。その他、名付け親であればその子どもたち、それに常日頃お世話になっているお医者さん、お手伝いさんもある。わたしの場合、息子、娘、妹などが日本にいるので、テーブルワインを送るなどすると、中身...
2023年12月9日 数えきれないほどのネコを飼ってきたがこんなおしゃべり猫は初めてだ。部屋を出たいからドアを開けろ、入りたいからドアを開けろ(オンライン授業中は困るのだ)と鳴く。 ある土曜日夕方、日本語教室の終わりに、いつもの通り「最後に、質問はありませんか」と生徒たちに聞くと、「はい、あります」「なんですか」「せんせい、今日はネコ、一度も鳴きませんでしたね。どうしたんですか?」と言う具合だ。ガ...
2023年12月7日 今日は、残りの人生を日本で過ごしたいと11月に帰国したI氏と話したことについて。創立当時から22年間携わって来た補習校を退き、その後はボランティアで運営に関わり、午後の運営委員会に出席した、とある日のこと。当時は日本語授業はオンラインではなくてクリスタル宮殿公園内にあるポルト、アルメイダ・ガレッテ市立図書館の一室で午前中日本語を教えていた。それを少し早めに切り上げての会議出席でし...
2023年12月4日 我がモイケル娘とはあまり日を置かないうちにスカイプで文字チャットをする。それは彼女の仕事が終わって家路に向かう電車内だったり、夕食準備の前だったりする。孫のソラが加わる時はビデオチャットになる。東京息子とは、と言えば、モイケルと話すほど頻繁にとは行かないが、「今日は Coq ou vinを作ったとか,こんなことをして来たとか、だいたい写真付きで元気?で始まる短いメッセが入る。 日本とポ...
2023年11月30日 週日の日本語授業は大わらわということもないが、金曜日の夕方と土日はグループ授業が入る。そこで、週末は昼食支度の時間がないゆえ土日は外でのランチである。授業は夕方もあるので、そうそうゆっくりはできないが、生ビール一杯くらいは飲める。先週の土曜日には、ダウンタウンにある贔屓のレストラン「Buraco(「穴」の意味)へ行こうとなった。このレストランは、わたしがポルトに来て以来の...