8日の朝、新潟市では観測史上最も多い44センチの雪が積もった。8時ごろに除雪車が来て路をあけたので、玄関から3メートルほど一人歩くだけ雪を踏みつけながらゴミ出し、後はお天道様におまかせ。普段は雪の少ない新潟市内の雪情報が全国に報道されたため、県内外の身内や知人から雪見舞いの電話か続いた。27年間を豪雪の上越市(高田)での生活を思えば可愛らしい雪である。上越市(高田)では一冬3回か4回の屋根の雪下ろし、3回目には落とす場所が無いので、落とし場所を確保するため、ダンプカーで市が指定した雪捨て場へ運んでもらう。老夫婦だけで一軒家を構えて厳しい冬を過ごすことは無理だと決断、雪の少ない新潟市に避難してから34年になるが、今もなお春になると上越市(高田)の地が無性に恋しくなる。久し振りの大雪