ほんの少しの勇気があれば
人は変わっていける
他の誰にも認められなくても、自分で自分を好きになるだけで十分だと、歳を経れば分かってくるものですが、いかんせん、若い10代。誰かに期待されたいと願いながら、期待に応えられないことを恐れて、期待されたくないと怯え、それでも誰かとの繋がりを求めてしまうという矛盾だらけな葛藤を抱えているものでしょう。
そうした想いに、一筋の『ヒカリ』を見せてくれるのが、本作の魅力だと思います。
読み終えた後、あなたが、あかるく、清々しい気持ちになれますように。
※
以下、ネタバレを含みます。
個人的雑記となります。
時間の許す方のみ、お付き合いくださいませ。
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クロさんかわいい。
クロさんに萌えるヒカリさんかわいい。
冬華さんおしゃれかわいい。
ロイドくんめんどくさかわいい。
つまり、全員かわいい。
かわいいは正義、正義は必ず勝つ、つまりかわいいは最強という筆者さんの哲学に至極頷くばかりです。笑
『好き』を集めること。
それが誰かの心をときめかせること。
シンクロニシティによって、時間、空間すら超えて、人の絆は結ばれること。
出会う喜びは、いつか別れる悲しみよりも大きいこと。
近頃読んできた作品の、あとがきを読むだけでも、筆者さんたちが、口裏合わせてるのではと思えるほど、皆さんの精神的な価値観が、とても綺麗なものばかりで驚かされます。何かを成し遂げたときの、人の絆にときめいたときの、何も疑わず、明るい気持ちでいる恍惚とした心というのは……こんなにも綺麗なのだなと、嬉しく思うのです。
例にあげたシンクロニシティのように、集合意識そのものが高まり、激動の令和の時代において、私たちの心もまた、少しずつ、強く、やさしくなっているように思います。
好きなものに浸るとき、夢中になれるとき、人は恍惚とします。
恍惚となるとき、闇は祓われ、受け入れられ、愛されるようになります。
かわいいは夢中になれる、闇を受け入れられる、恍惚となって救われる__やはり、かわいいは最強。
麻枝准、中村航、都築真紀、中田永一、はと、田中ロミオ、あたりが好きな人には強烈な魅力があることをお約束しましょう。すでに読んでもらったなら、たしかにと頷いていただけることでしょう。
シャドアサのスキル・高速移動を使うとき、ついつい頭の中では、とらいあんぐるハート・高町家の『神速』が頭に浮かび、殺陣の劇伴が頭に響いてました。笑 OVAや短編アニメ映画として、映像を見てみたいと思える、かっこいいアクションです!
以下、個人的脳内劇場配役です。
クロ:進藤あまね or 相羽あいな or 喜多村英梨
ヒカリ:直田姫奈 or 中島由貴
エリカ:日笠陽子 ミヤビ:倉知玲鳳
冬華: 紡木吏佐 ロイド:細谷佳正
敬称略
ほとんどブシロードキャストなので、分かる人には分かるはず!笑
細谷さんに関しては、ここさけの田崎くんから連想しました。
クロさん役、喜多村英梨さんをお招きしているのは、千里朱音さん(Rewrite)に通じるもの感じたからです。
あとは、Bang_Dream!がお好きな人なら、説明不要です。笑
お世話好きという点では、リサさんの面影があるものの、生粋のギャルという点では、喜多川海夢さん役でもある直田さんに強く惹かれ、いろいろ考えてしまいます。つくづく、アニメの声優さんをたった1人選ばなくてはならない現場スタッフみなさん、いろんな想いを抱えているのだろうなぁと、察してあまりあるところでございます。
「りょ!」は、リサさんというより、透子さんっぼいなぁ……笑