萩尾望都の作品一覧
「萩尾望都」の「王妃マルゴ -La Reine Margot-」「ポーの一族」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「萩尾望都」の「王妃マルゴ -La Reine Margot-」「ポーの一族」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
大牟田北高校卒。 『ポーの一族』と『11人いる!』で第21回小学館漫画賞受賞。『11人いる!』がTVドラマ化、アニメ映画化され、『イグアナの娘』がTVドラマ化された。その他作品に『スター・レッド』、『トーマの心臓』、『残酷な神が支配する』などがある。
Posted by ブクログ
☆5.0
コミックス版 全17巻。文庫版 全10巻。
重くて暗くて痛いんだけど、傑作だと思う。
前半は義父に性的虐待を受けるジェルミの葛藤と苦悩が描かれてる。
どんどん転げ落ちるように負の連鎖が。
それもキツいんだけど、後半の性的虐待を受けた子供(&殺人)が、簡単には立ち上がれず男娼になったり薬に頼ったりと苦しむ姿が描かれる。
父を信じていた長男イアンの無理解、イアンが父の本性に気づき苦しむ姿、それからジェルミと一緒に泥沼に沈むように2人で混乱していく姿もまた、とても苦しいのに読んでしまう・・・。
でも、とても繊細で激しくて、面白い(興味深い、かな?)漫画。
イアンとジェルミの物
Posted by ブクログ
いよいよマージナル最終巻。
作り込まれた世界観に壮大なストーリー、どう畳んでゆく?グリンジャとキラは再会する?地球はどうなる?イワンはいったい何を研究していた?仕掛けだらけ、伏線だらけの本作、すべて納得のゆくところへ収束してゆきます。
最終巻では少しずつ、アチラコチラに散らばっていた登場人物やエピソードが、シティのセンターに集結してくる。そこで、新しいマザ、センターが人工的に作り暗示をかけたマザが、再び民衆の目の前で死ぬ。大混乱の中、テロを企てたアシジンの一派の手により、都市の水を司る7つの塔が爆破され、大洪水が起きる。
シティは滅びるのか?キラはどこにいるのか?
子宮が思考するとは…?