あらすじ
宇宙世紀0080年。イオとダリルの宿命は地球へ持ち越された。第三勢力“南洋同盟”の恐怖!そして連邦の新たなMS?アトラスガンダム!!果たして宿命の行方は。外伝『砂鼠ショーン』も完全収録の最新刊!!
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とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。
本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。
技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。
人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アッガイを駆るダリル。アトラスガンダムに搭乗するイオ。
両者とも新たな期待と仲間、そして一年戦争の残滓を胸に戦場に立ち続けています。
リユース・P・デバイスを南洋同盟から取り戻す戦場へ。
三つ巴になっていくのか?敵の敵は味方とはいかないしな。
アトラスガンダムがかっこいいや。ポールジョイントとサブレッグがいい。
やめてくれ
キャラクターがどんどん亡くなり始めて進撃の巨人や鋼の錬金術師を思い出させる展開には賛否が分かれると思います。
匿名
戦場は宇宙から地球へ。重力という枷に囚われた戦士たちのやるべきことは、しかし変わらない。敵戦力の壊滅という目的を果たすべく、磨いてきた技術を不自由な環境の中で出し惜しみなく発揮する。その鈍い光は怪しい魅力に盈ちている。
匿名
画力が凄すぎて、戦場での戦いが・・・もー、凄い!としか言えない。そこで戦う、戦士達の1人1人がドラマだわ。
Posted by ブクログ
アッガイ か わ い い。(´∀`*)
何か某亀忍者を彷彿させるアッガイ隊ですね。
一方で連邦の新型MSも登場で、役者がそろってきた感じです!
外伝も収録されていて、陸戦好きならこれだけでご飯3杯はいけるレベル!最高です。
地球連邦軍にガンダムがどんどん増えていってそれはそれで笑える
ジオン残党も物資が豊富なんだな
描きたい事ばかり描いていて作者が実に楽しそう
良かった
一年戦争後も続く戦いを、熱く渋く描く5巻。変わらず戦場のリアルな描写がすばらしい。
最後の勤めに出るジオン兵とか、ちょっとした会話が楽しくも哀しい。今回はダリルの水中戦がメイン。イオの新型ガンダム「アトラス」もその力をちょっとだけお披露目。
Posted by ブクログ
「MOONLIGHT MILE」の著者・太田垣先生描くガンダムスピンオフ。
連邦側の主人公イオとジオン側の主人公ダリルの新たな戦場は地球。イオは新たな搭乗機アトラスガンダムに乗り込み、ダリルはサイコザクからまさかのアッガイに乗り換え。差が酷い(笑)。それにしてもアトラスはかっこいい。きっとこれからダリルはサイコデバイス搭載の新たなモビルスーツに乗り換えると信じているので、再び二人の命を削る激戦が見れる時を楽しみにしています。
ちなみに本巻には外伝「砂鼠ショーン」も収録。砂漠の用心棒がグフで闘う話です。こちらもファーストガンダムファンにはたまらん内容。