あらすじ
大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!
因縁のアトロパテネ戦を制した王太子・アルスラーンは軍を家臣に託し、ダリューンらと共に王都へ向かう。ヒルメスの座す王都ではアンドラゴラス軍との戦いで苦しい籠城戦が続いていた。正統の王を掲げるヒルメスに、王家の血の真実を明かすべく、アンドラゴラス王が接近する。時を同じくして、アルスラーンは王妃タハミーネと再会。ついに自身の出生を知る…。王家の血に翻弄される少年は、それでも真の王者となる道を往くか。王位争奪戦、大波乱!
感情タグBEST3
ラスボス登場
アルスラーンとヒメネスの“出生の秘密“に始まり、両者の直接対決など見どころが多く、話が一気に進んでビックリ
それにしても…ラスボスの蛇王がついに登場、かなり禍々しい姿とは思いましたが…たぶん“第1形態“なのだろうな…と思いました
Posted by ブクログ
コミックス3巻で原作1巻分、だと思っていて、その計算だと、今回が1部完結編のはずなのに、まだ続くみたい。ちょっとずつ伸びているんでしょうか。とはいえ、この名作を氏の漫画で味わえる至福は極上で、いくらでも引っ張ってください、って感じ。それにしても、1部がどうやって閉じたのか、全然思い出せん。
Posted by ブクログ
王位に向け心を決めたアルスラーンの宣言から、ヒルメスとの決闘を経て、アンドラゴラスの塔からの墜落までを描く第21巻。
アルスラーンの成長振りが、台詞や表情や行動として、ついに目に見える形で結実しているのが熱い。ギーヴの立ち回りも粋で心憎く、終盤でのアンドラゴラスの呟きの演出も良かった。
そろそろ第1部の終わりが見えてきたところ(コミカライズは第1部だけになるのだろうか)。楽しみに続きを待ちたい。
千々に切ない
父母と血の繋がりがないと分かった上で、「王になる」と心を定める、アルスラーンの見事な青年ぶり。心中、どのような葛藤があっただろうか。
タハミーネは、「かわいそうな私の子」と嘆くが、目の前にいる「子」はかわいそうではないのか。
更に、父親と思い誇りに思っていた相手から死を願われていたヒルメス。民も自身の即位を願いはしない。
「本当の息子であればよかった」と呟きつつも剣を振り上げるアンドラゴラス。
本当に、なんて切ないのか。
匿名
皆 力を貸してもらえるか?
生命に代えましても!
非才なる身の全力をあげて!
俺でよければ俺なりに!
ミスラ神の御名のもとに
お供させていただきます!
ナルサスたちと一緒に!
こ…心から‼︎
Posted by ブクログ
今巻は実にダイナミック。母との対面を経たアルスラーンの変貌ぶりに胸熱。畳み掛けるような展開が素晴らしいです。ここまでいろいろなことがあっただけに、これからも進んでいくことを願ってやみません。蛇のアレはどうなったのかな。気がかり。
Posted by ブクログ
「タイパ」「タイパ」と人が言うので、これは何か新しい技術の事かと思ったら「時は金なり」の現代風の解釈と知りました。最近の日本語は難しいです。 両肩からは二匹の蛇が生えその蛇は人間の脳を餌として不死の生命を保ち続けた