【感想・ネタバレ】あかぼし俳句帖 1のレビュー

あらすじ

定年まであと5年。
自動車メーカーの宣伝部で活躍したのも今や昔。閑職に追いやられ、何か趣味でも、と思い始めたシニアサラリーマン明星啓吾。
行きつけの料理屋で俳人の水村翠と出会う。会いたい一心で、明星は翠に俳句の指導をお願いする。
時代の波にも、出世の波にも乗り遅れた男の人生が、十七音に彩られはじめる!!!!!!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

…何かいい!(//△//)
主人公の明星氏と同じく、俳句はまったく知らないけれど、
この「感じる」こと、そしてそれをいかに表そうかと思い巡らすこと、
「ことば」「表現」のいろんな深さや広がりを感じる作品でした。
主人公の態度は本当にいけ好かない。だけど、彼の抱える苦悩や焦り、
そして目覚めていくプロセスには心を動かされます。悔しい(笑)。
いろんなキャラクターが出揃ってきて、これからが楽しみです。

0
2019年05月31日

Posted by ブクログ

同社刊「花もて語れ」の朗読を俳句に置き換えたようなプロットで、ビッグコミック系のビジネスマン向け漫画のフォーマットに従っている。マンガとしては良くも悪くも無難なつくりで、ウンチクマンガの一変種であるが、箸にも棒にもかからない表現から俳句が析出してくる過程はやはり面白い。素人句の添削という部分はそこそこに、句会体験に持ち込んでゆくのも妥当な流れだろう。「ぼくらの17-ON!」もそうだが登場する句のアレンジが重要。上手い句も凡句も登場させなければならない。

0
2015年09月13日

「青年マンガ」ランキング