
karimeroさんのレビュー一覧

レビュアー
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嬉しい、ですが、
あとがきでも書かれているように10年たって先生を取り巻く環境に物凄く変化がある中、それでもBLで新刊を出してくださる、というだけで大感謝。なのですが、「メディア化」の影響は本当に無いのかな?とちょっとモヤっとするというか気になるストーリー展開だったのも否めない感がありました。フルスロットルでBL感だったか、というとそうでもなくギリギリ一般文芸でもいけるようなラインを、あえて狙ってるのか10年という時の流れによる作風の変化なのか微妙だな~~と思いながら読み切りました。
要約、平良が雄みを出してくれて清居が可愛くなっちゃうイチャイチャがまた見たい!!!!!!煩悩に溢れたヲタクの願望なだけですが…… -
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痺れる~~
ゴリッッゴリのSFです。乾パンより硬め、ゴリッゴリですね、噛めない。聖書モチーフなので新世紀なヱヴァンゲ●ヲンの序破急いける中二心をお持ちの方はぜひ読んでください。パラレルワールドとか量子力学的な話も出てきますし、遺伝子の知識に寿たらこ氏めちゃ博識やなぁ~~と普通に勉強になる。
もっと救いのない本かな?と思って怯えながら読み始めましたが、内容と知識の濃さに読みごたえを感じ楽しく読み切れました。
SFファンタジーって適度に鬱で残酷だけどロマンチックでやっぱいいわぁ~~耽美だわぁ~~痺れる~~!!!!
※※電子配信2023年ですが、中身は2000年の作品です。 -
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ウェルネスマート作品順
令和に読み返してみようチャレンジ。巻数もかなりあるので整理。
質より量で攻めるタイプのシリーズです。
内容は置いといて、何が面白いって、奈良先生のイラストの変遷ですよ。平成(シンプルな線)→中期(デフォルメ強め時代)→令和(写実的で韓流っぽい最新キャラデザ)
初期と最新でキャラデザ変わりまくってて歴史を感じました。デフォルメ強め時代から令和になって輪郭戻ってきましたがアナログで描いていたであろう初期、やっぱ好き、ってなりました。
▣龍虎の~
▣ 獅子の契り
▣ 龍の恋炎
▣ 龍の困惑
▣ 龍の帰還
□ 麗鳥~
▣ 獅子と冷獣
▣ 虎に翼
▣ 龍の策略
▣ 龍の逆鱗
▣ 鳳凰の片翼
▣ 獅子の双 -
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ベスト・オブ
ベスト・オブ・ファンタジー!!!!
新作を楽しみにしていましたがまさかの神話ベース!!!!前作「背中を~」からすると今回もこりゃ凄いことになるぞ、とある程度覚悟して読み始めましたがまぁーーー、分厚い!!!(笑)ドドドドファンタジーで途中から某魔法学校や指輪闇堕ちロードがちらつき唸りながら読んでいたらあとがきで「指輪物語」へのオマージュだったとアンサーが書いてあり「ですよねー!」と納得の筆圧でした。毎回登場人物に明確なテーマを背負わせて物語を歩かせますが、今回は哀愁とか悲壮感はそれほどなく、神話ベースな描写が多いせいか非現実感しかない世界に胸をトキメかせながら現実と切り離し純粋に冒険譚として楽し -
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心臓の強さが必要
絶版となりネットでは高額で売買されていて読むことは諦めていましたが奇跡の復刻。
再版にあたり、この物語の取り扱いに慎重を期して、手を掛け再び人目に触れることになった旨をあとがきで教えてくれた先生のポリシーにも感動しました。本当にしっかり調べて書いたことがわかる機体の描写など時代物としても重厚でした。
どうしたって悲しい1945シリーズ。
読むまでに勇気がいりますが、戦況と共に読みきるのも勇気が要ります。この題材な限り仕方ないですが人との出会いと別れが鮮明で細やかな幸せを慈しむ描写に胸が締め付けられます。後にシリーズはまだ続きますが、現代パロで妄想ハッピーエンドでもしないと連続は到底無理そうで -
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束縛ツヨメ彼氏
好きな子の為になんでもしちゃうよ!な、よくある執着系ヤンデレ彼氏でした。
キャラクターの表情が非常に良く、時々する悪~いお顔がたまりません!!!!
イチについては元々セクシュアリティにコンプレックスがあったのかな?と読めるシーンがありましたが、リクに関しては謎のまま…。イチに対しての執着の源みたいなのがうっすらとでも見えた方がより楽しかったかな~~と思いました。
お医者さんも、せっかくならもう少しいい味出してくれたらよりカオスが巻き起こったのでは?
と思います。登場人物がそんなに多くないのでそれぞれがパンチ効いてると良かったかなと。
突拍子も無いようで、アルアルな範疇で収まっていたのが少々残念 -
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攻めた感じ?
タイトルと中身の対比、暗喩も含め攻めてるか攻めてないかで言うと攻めてる感じの作品で間違ってないのですが、テンションが上がるかと言うとややビミョーなライン。暗いトーンでもぞくぞくするとか何でも反応のしがいのある武骨な感じならいいのですが「んんん~~?」と首を傾げる展開に消化不良さを感じます。今までBLで数々の犯罪者どもを見てきましたが(笑)この作品の犯罪者(予備軍含)どもは賛否両論な感じでなけなしのコンプラ心で心配になります。
描き方がアーティでないと本当ただのキモいおっさん又はただの犯罪者なのでやっぱりこの題材は取り扱いがSSSランクで難しいなと思います。 -
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めちゃめちゃ
面白いーーー
抗争激化してからがあっっっと言う間で、むしろあとがきで「最終巻」だったと知りビビるくらいあっという間でした!
11冊おまとめ、ということで一気に読めるメリットもありますが、一冊一冊は並盛くらいのボリューム感で、各キャラの動きなどはやや駆け足感が出てしまうことは否めません。
見せ場がさらっと流れてしまい味付けアッサリですが、塩対応のファーストシーズンを経てセカンドまで追いかけてる猛者たちには何の問題もないかと………。
むしろセカンドシーズン後半は「え?おま?ちょ!そんな、そんなこと言ってくれるん!?」と主人公以上にリアクションしてしまうファンサの連続です。「読んでて良かったぁ~~」 -
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メリバかというと………
……2.8点で。
ざっくりとした分類分けだとメリバなのかな、と思いますが個人的には???でした。倫理観や一般的な物差しに疑問を抱いたり価値観ぐらぐら揺さぶられるようなインパクトにドキドキ、モヤモヤと胸を高鳴らせますがそういった面はあまりありませんでした。感動作なのか胸くそ悪さを楽しむのか…どうしたらいいんだ!?と葛藤を楽しむのが正解なのだとしたらこれでいいのか……胸くそ悪いと言っても、メリバ読んだあとのモヤモヤと違うんだよな~でもな~(以下エンドレス -
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カニバ風味
全体的に雰囲気を楽しむ作品。
BLか、と言われると首を傾げますが実の兄弟設定でお耽美なエッセンスは感じられなくも無いです。
漫画というより短編小説を読んだような読後感でした。
ガッツリ、リスカシーンと死人が出ますので「痛~~!!!!」となってしまう感受性の強い方はご注意をーーーー。
どろどろした内容ですが、口当たりはそれほどダークでもないのが不思議でこれも作家さんの持ち味でしょうか。 -
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クズ極まって陽に
COLDシリーズのスピンオフをまとめて読める一冊。
シリーズを読み始めてこれ以上のド修羅場はないと思っていましたがクズを書かせたら右に出る者は居ない木原先生にかかれば、こんなクズが誕生するのねと驚き笑ってしまった秋沢くん。
情緒未発達バブちゃんのまま凶行に走った彼の成長を見届けて最後はまさかの大大円!
お前に大切なことを教えて貰う日が来るとは…と悔しいやら嬉しいやらでクソデカ感情にヒタヒタに浸ってしまいます。
ワンパターンと言えばそうかもしれないですが、やはりここまで世界観に引き込めるキャラクターの立ち回りはさすがですね!
本当に大好きなシリーズです。
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令和も必読
作風は甘さ控えめ、カカオ75%くらいです(笑)
が、大人にはちょうどいい甘さで癖になります!!!!
いつか履修しようと思い後回しにしていましたがまとめ本で一気読みをおすすめします。
二人の関係を10冊という長い時間をかけてまとめていくので、明確な形になっていくのもかなり内容が進んでからになります。ですので、序盤は伏線か?と思うくらいハッキリと言葉もなく何とも言えない関係が続きます。
恋人とも家族とも言えない大人な関係性がファンタジーすぎずリアルでいい!オメガバなど性の摂理も超越できる昨今のBLですが、体メインのコミュニケーションしか取れない大人の男同士のモダモダが逆に新鮮に感じます。
そして過 -
ネタバレ 購入済み
ぜひとも読んで!
昼ドラも裸足で逃げるぶっとび愛憎劇。
ですが、どのキャラクターも人間臭く感情移入して読みふけってしまいます。
王宮ものなので慣れない肩書きと名前複雑な相関図に混乱しつつ「またここ深ぼりする~?」と読み進めるペースが落ちるところもあります。
が!!!!安心してください、全部回収されます。本当に緻密に伏線が張り巡らされていて読み返そうにも遡れない文字数ですが(笑)
流さず根気よく読んで頂いた方が間違いなく楽しいです!
最終的にリーノに「おば様!」と可愛く微笑まれたい人生だった……となる一冊。
本当にどのキャラクターも愛しいです!
みんな幸せになーれ!!!! -
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ネタバレ 購入済み
闇(病)属性がお好きな方に
短編が上手な人は本当にお話作りが上手い人だなと思っているのですが、ノダ先生本当にお上手です。
ハピエン、スパダリ、少女漫画なキラキラblがお好きな方には全く向かない、かなり人を選ぶ短編集ですが、どれもカラーの違う振り切った感じが痺れます。
プラトニックなものと混ぜたら危険!な欲望をノダ先生の感性で見事にシャッフルして持ち味である非現実的、幻想的な世界観が広がります。
終わり方もメリバ傾向が強いですが未消化感は全く無いです。
可愛いタッチとは裏腹に、他短編集になりますが死エンドを恐れること無くぶっこんでくるノダ先生。
今回もヤンデレ、暴力、特殊性癖をポップだったりダークだったりと本当に -
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休日推奨
合併本を1日で一気に読破。
読み出したら止められないので予定の無いお休みの日に読むのをオススメします。
胸がいっぱいで読後は何もできなきなるので引きこもりになります……。
1巻は『あれ…?意外とサラッと?』と思いそのまま2巻に入ると熱量の高い畳み掛けるような描写にページをめくる手が止まらず、なのにラストは『木原先生なのに平和でラブラブや…』と調子にのって3巻に入ったところで極寒の奥義!病み落ちターン!!に急降下して『ギャップで風邪引きそう』とか冗談も言えないくらい作品の力強さにどはまりしてしまいました……。上げて落とす、のテンプレはわかってたけど落とした時が容赦がないので、普段はそこら辺
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