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ユネスコ、2024年11月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:75の文化財に被害

ユネスコが、2024年11月29日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物48か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)3か所、モニュメント6か所、博物館1か所、遺跡7か所の計75か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UN...

ユネスコ、2024年9月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:69の文化財に被害

ユネスコが、2024年9月17日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物43か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント6か所、博物館1か所、遺跡7か所の計69か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UNE...

国際児童図書評議会(IBBY)、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表

2024年6月17日、国際児童図書評議会(IBBY)が、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表しました。声明では、IBBYは、国際連合(UN)が定めた人権条約、特に児童の権利に関する条約を支持する機関として、全ての世界の指導者たちがガザ地区の子どものために協力することを求めています。IBBYが2008年に建設したパレスチナ自治区の二つの図書館も破壊されたとし、ガザ地区で続いている子どもの基本的権利の侵害を強く非難するとともに、イスラエルとハマスの指導者たちに、国際ル...

ユネスコ、2024年6月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:50の文化財に被害

ユネスコが、2024年6月10日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設11か所、歴史的・芸術的価値のある建物28か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント4か所、博物館1か所、遺跡4か所の計50か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UNE...

ユネスコ、2024年4月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:43の文化財に被害

ユネスコが、2024年4月8日時点におけるガザ地区の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。国連訓練調査研究所(UNITAR)の衛星センター(UNOSAT)が提供する衛星画像と解析を基に調査を行ったとあります。宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物24か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント3か所、博物館1か所、遺跡3か所の計43か所について被害が確認されたと...

図書館問題研究会(図問研)、「ガザ地区における即時停戦を求める声明」を公表

2024年3月4日付けで、図書館問題研究会(図問研)が、「ガザ地区における即時停戦を求める声明」を公表しています。「ガザ地区における即時停戦を求める声明」を掲載しました(図問研, 2024/3/8)ガザ地区における即時停戦を求める声明(図書館問題研究会全国委員会, 2024/3/4)参考:パレスチナを支援する図書館員とアーキビスト等から成る有志団体“Librarians and Archivists with Palestine”、ガザ地区における文化施設の被害状況をまとめた...

パレスチナを支援する図書館員とアーキビスト等から成る有志団体“Librarians and Archivists with Palestine”、ガザ地区における文化施設の被害状況をまとめた暫定報告書を公開

2024年2月1日、パレスチナを支援する図書館員とアーキビスト等から成る有志団体Librarians and Archivists with Palestineが、ガザ地区における公文書館、図書館、博物館を含む文化施設の被害状況をまとめた暫定報告書を公開しました。報告書では、NGO団体Heritage for Peaceやパレスチナ文化庁(Palestinian Ministry of Culture)、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)のアラブ地域グループによる報告やメディ...

国際博物館会議(ICOM)、民間人と文化遺産に対する暴力を非難する声明を発表:イスラエルとパレスチナの状況を受けて

2024年1月30日、国際博物館会議(ICOM)が、イスラエル及びパレスチナの状況を受けて、民間人と文化遺産に対する暴力を非難する声明を発表しました。ICOMは2023年10月にもイスラエル及びパレスチナに関する声明を発表していますが、その後も悲惨で憂慮すべき状況が続いていることを遺憾に思うとし、改めて民間人に対する暴力を非難するとともに、影響を受けている全ての人に連帯するとしています。また、国際法及び条約を尊重し、民間人や文化遺産を危険にさらす行為の即時停止を呼び掛けるとと...

国際公文書館会議(ICA)、ガザ地区の公文書館・図書館における文書等の破壊に関して声明を発表

2023年12月13日、国際公文書館会議(ICA)が、ガザ地区(パレスチナ)の公文書館・図書館における文書等の破壊に関して声明を発表しました。声明では、ガザ地区の中央公文書館や主要な公共図書館が爆撃され、百年前の歴史的文書が破壊されたとする報を受けて、同地区の文書遺産の将来に対する深い懸念が表明されています。また、同地区の全ての当事者に対して、記録遺産や文化遺産を管理する専門家に危害を加えないことや、1954年の「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」を遵守し、これらの遺産...

国際博物館会議(ICOM)、イスラエル及びパレスチナに関する声明を発表

2023年10月25日、国際博物館会議(ICOM)が、イスラエル及びパレスチナに関する声明を発表しました。声明の中では、イスラエルとパレスチナの市民に影響を与えている現在の暴力について深い憂慮と、紛争がもたらす重大な人道的影響について遺憾の意を表明すると述べられています。また、更なる人命の損失を防ぎ、文化遺産を保護するために、ICOMは国際人道法を尊重した即時停戦を期待するとともに、文化遺産の保存と保護を通じて、平和・理解・団結の原則にコミットすることを再確認するとしています...