リトル・マーメイド(1989)

劇場公開日:

解説・あらすじ

アンデルセンによる名作童話を原作としたディズニーの長編アニメーション。名曲「アンダー・ザ・シー」のアカデミー主題歌賞のほか、作曲賞も受賞した名作ミュージカルファンタジー。

純粋で好奇心にあふれた人魚のアリエルは海の王国のお姫様で、仲良しの魚のフランダーやカニのセバスチャンら愉快な仲間たちと楽しい毎日を過ごしている。陸の世界にあこがれるアリエルは、ある日、嵐で難破した船から海に落ちた人間の王子エリックを助け、恋に落ちる。アリエルはその一途な恋をかなえるため、海の魔女アースラと契約して人間の姿になり、エリックに会いに行くのだが……。

監督は「オリビアちゃんの大冒険」を手がけ、本作の後には「アラジン」も送り出したジョン・マスカー&ロン・クレメンツ。音楽および作曲も、後に「美女と野獣」や「アラジン」など数多くのディズニー・アニメーションの名作を手がけるアラン・メンケンが担当。ディズニー第2黄金期といわれる1990年代の成功の先駆けとなった一作。

1989年製作/83分/アメリカ
原題または英題:The Little Mermaid
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1991年7月20日

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第62回 アカデミー賞(1990年)

受賞

作曲賞 アラン・メンケン
主題歌賞

ノミネート

主題歌賞

第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)

受賞

最優秀作曲賞 アラン・メンケン
最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主題歌賞
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(C)1989 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

映画レビュー

4.0美しい海底と魅力的な挿入歌

2022年11月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

単純

ディズニープラスで久々に鑑賞。
人魚姫をディズニーの明るい物語でうまくアレンジされていました。

海底の背景が美しく、特に光の描写を手書きでここまで表現できていたことに驚きました。挿入歌はどれも魅力的で、特に「Under the Sea」は南国感溢れる音楽が印象に残り、今聞いても色褪せないクオリティになっていました。また、アリエルが海のルールに縛られず、自分から陸の世界に向かおうとする姿から、家族から自立する姿勢が表れていたのが伝わってきました。
来年の夏には実写版が公開されるので、どんな表現になるのか楽しみになってきました。

余談ですが、東京ディズニーシーには本作をベースにしたエリア「マーメイドラグーン」が存在します。ここでは、アリエルやその仲間達のアトラクションを楽しむことができます。
よかったから、映画を観た後に訪れてみてください。

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Ken@

5.0ディズニールネッサンスのさきがけ!手書きの作品の最高峰

2025年3月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ディズニー映画で最も有名な作品の一つ

音楽
この作品を語るうえで避けては通れないのはやっぱり音楽。オープニングの人魚が登場するときに流れるBGMだけで泣きそうになるほど荘厳で、楽しい音楽も充実しているが、実はパートオブユアワールドは音程を上げて歌い海の“上”へのあこがれを表現していて、アンダーザシーは音程を下げて海の“下”へ引き留めようとする、という隠れたメッセージを知り、それを頭に入れて聞くと作品の味方が大きく変わって見れるのもすごい奥深い。いや、こんな堅苦しい考えを抜いて頭を空っぽにしてもとても魅力的な作品で、何度でも見たくさせるのはさすがとしか言いようがない。

親子愛
子供の時に見たときはアンダーザシーが楽しい、魚がたくさん、などという考えで深く考えずに見ていたが、特に印象が強かったのはアリエルの父トリトンへの恐怖だった。アリエルの大切なコレクションを次々に壊していく姿は子供の時はトラウマだった。しかし、大人になってからこの作品を見ると、トリトンが王という立場と父親としての立場に苦悩している姿がしっかり描かれているのに気づかされる。アリエルに厳しく言い聞かせた後もセバスチャンに自信なさげに自分のやったことが正しかったか聞いたり、アリエルが恋していると知ったときは娘の成長を喜んでいたり、当時トラウマだったアリエルのコレクションの破壊シーンも王として娘が間違った道に行かないように強行したのだと理解して見ると、泣いているアリエルに声をかけられない悲しそうな表情が確認できて、とても胸が苦しくなりました。
そしてアリエルの危機には王としてではなく父親として躊躇することなくアースらの要求を即呑む姿はさすがとしか言いようがない。すべてが終わった後、アリエルの愛が本物だと気づき、「娘がいなくなるのはとても寂しい。」は僕の中で名シーンのひとつと言いたい。アリエルを人間にして、最後に抱擁してお別れを言うシーンはトリトンの愛があそこにギュッと詰まっている。「愛してるわ、パパ。」わかっているけど改めて娘との絆を噛みしめているあの表情は反則である。

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TAKE

3.5『人魚姫』(おとぎ話)のディズニーバージョン

2025年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

幸せ

 せつない終わり方ではなく、明るくて楽しい物語に なっていて、ミュージカルで♪素晴らしい。

 白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、ベル、ジャスミン、ラプンツェルなど、ディズニープリンセスが沢山並んだ時でも アリエルは赤毛のおかげで見つけやすいです。

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共感した! 2件)
どん・Giovanni

4.0「問題は私がさみしくなる事だけだ」

2025年2月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

声を失った主人公というところを逆手に取って見事に魅せる。テンポも良くうまいなーと感心する。
歳のせいか父王に感情移入してしまう自分についつい苦笑い。

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komasa

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