死の実況中継 劇場版

劇場公開日:

解説・あらすじ

アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーで、幼少時代からミュージカルなどで演技経験があるほか、ドラマ「もっと熱いぞ!猫ヶ谷!!」や映画「劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの」にも出演した能條愛未を主演に、死を招くリンクを開いてしまった女子大生の恐怖を描いた都市伝説ホラー。見覚えのないアドレスから送られてきたURLを開くと、大きなハサミを持った赤い服の女が猛ダッシュで殺しにやって来るという「死の実況中継」。大学の映画サークルに所属する女子大生・歩は、高校時代の同級生・依子と一緒にリンクを開いてしまう。すると、画面の中から現われた赤い服の女が彼女たちを追いかけてきて……。「乃木坂46」のメンバーが主演したホラー映画を3カ月連続公開する3作品の第1弾。

2014年製作/73分/G/日本
配給:チャンス・イン
劇場公開日:2014年4月19日

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(C)2014「死の実況中継 劇場版」製作委員会

映画レビュー

2.0虫の息が爆音すぎて萎える

2025年4月7日
iPhoneアプリから投稿

物語は可もなく不可もなくといったぬるま湯の塩梅。「死の実況中継」とは謳っているものの『search』シリーズや『アンフレンデッド』のようにデジタルデバイスをフル活用するわけではなく、むしろ怪談「メリーさん」のような古典的スタイルで怪異が襲ってくる。

実況中継の配信画面は明らかにニコニコ生放送を踏襲したUIだったが、不特定多数のコメントが流れるというニコ生の特性は物語には生かされていなかった。むしろ、終始フィジカルでパーソナルな次元において展開される本作の物語は、明らかにデジタルでソーシャルなニコ生的フォーマットとは折り合いが悪い。

とはいえ飲み会やミーティングのシーンをワンカット長回しで撮るなど技巧自体には創意工夫がみられた。まあ、息抜き程度には丁度いい映画だな、と思いながら見ていたが、バケモノとの対決が終わった後のくだりがマジで長すぎる。シスターフッドと形容するにはあまりにも不健康な二人の関係の幕切れをただひたすら見せつけられ続ける苦痛に悶えた。

録音も相当酷いもので、死にかけているほうの女のこれみよがしな「虫の息」がもう一方の女のセリフを完全に阻害している。今際の際とは思えぬ騒がしさに感動など一切合切吹き飛んでしまった。生きているほうの女もギャーギャーと泣き喚き続けるものだから、だんだん二人に対して萌しつつあった同情心が嫌悪に変わっていった。

思えば全編を通して女の喚き声が多い映画だったが、その不愉快な金切り声の向こうに「アイドルグループのメンバーに阿鼻叫喚させたい」というオッサンたちの露悪的な欲望を感じてしまい二重に不愉快だった。

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因果

1.0悲しい物語

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 都市伝説「赤い服の女」をテーマにホラー作品を撮ることになった映像サークル。中塚歩は浪人してしまった同級生の依子と仲良くしてたが、手首を切ったシーンを思い出す。彼女自身がイジメにあってたのに、依子に標的が変わったのだ。

 単に赤い服の女をモチーフにした友情物語。なかなか本題に入らないまま大学生活を描き、イジメられた依子が浪人してしまったことを悔やんでいる主人公・歩。依子がリストカットするフラッシュバック映像だけが怖いと思う。イジメに遭ってるシーンを入れればもっと良くなるかな。人間の怖さも描けるし。

【2022年ケーブルテレビにて】

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kossy

2.0いじめられっこが傍観者になる

2024年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ゆかした

1.0依存性のが怖い

2022年8月23日
iPhoneアプリから投稿

 ストーリー自体より、主人公とその高校時代の友人との友人関係が怖いっ。いくらお互いにイジメられていた時に助け合ったとはいえ、新しい社会に進んだ友達にこれほどまでに執着する友人関係の方が怖かった。
 ところで、ハサミを持った赤い服の女はいたのか?正体は友達なのか?彼氏は本当に殺されたのか?

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アンディぴっと