愛唄 約束のナクヒト

劇場公開日:

愛唄 約束のナクヒト

解説・あらすじ

「キセキ あの日のソビト」に続く「GReeeeN」の楽曲映画化プロジェクト第2弾で、名曲「愛唄」をモチーフに送る青春ラブストーリー。「GReeeeN」自ら脚本に参加し、彼らの実話エピソードをもとにしたオリジナルストーリーで描く。恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルは、元バンドマンの旧友・龍也との再会や、運命を変える詩との偶然の出会いを通し、全力で恋と向き合う勇気を得る。ようやく巡り会えた運命の少女・凪の言葉に生きる意味を教えられるトオルだったが、凪にはある秘密があった。トオルを「虹色デイズ」の横浜流星、凪を「3月のライオン」の清原果耶、龍也を「仮面ライダーエグゼイド」の飯島寛騎がそれぞれ演じる。監督は「海月姫」「きょうのキラ君」の川村泰祐。

2019年製作/127分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2019年1月25日

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(C)2018「愛唄」製作委員会

映画レビュー

3.0「線は、僕を描く」(2022)同様、主演の二人が良かった!!

2025年4月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.0そんな馬鹿な・・・ってシーンが多かったのが目について

2025年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

横浜流星くん、清原果耶ちゃんという名優は安定の上手さ、でも脚本にもう少しリアルティさを出してほしかった。死が近い2人がなんでこんなに元気?ってのに同情できず入り込めなかった。そんな馬鹿な・・・ってシーンが多かったのが目について。成海璃子ちゃんの物語への絡め方も中途半端で無駄遣い感が。惜しい!

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masayoshi/uchida

3.5驚きの展開

2024年11月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

幸せ

余命宣告映画ですが、意外な展開の連続で楽しめます。
今作の魅力は人気俳優のキャスティングと、展開の面白さにあります。
美しい部分に焦点を絞っている代わりにリアリティが犠牲になっています。
感謝が隅々にまで浸透していて優秀な作品です。数式がメッセージだと氣付く場面は、もう少し丁寧にやって欲しかったです。何故あの答えになるのか、ちょっと理解が追いつきませんでした。

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共感した! 10件)
どん・Giovanni

5.0タトゥーに隠された伏線にヤられる

2024年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

重要なキーマンのタツヤの正体を最後に知ることで、彼の役割の大きさが胸に沁みる。
余命宣告
皆同じ反応をするだろうという錯覚
中には面白おかしく生きる決心をするヤツもいる。
時間があっても自分の好きなことに取り組まない人は多い。
取り組む時間がないと言い訳しながら年を取る。
「生きるとは時間の長さだけじゃない」
そもそも時間とは概念に過ぎない。
さて、
タツヤがバンドをやめたのは、おそらく余命宣告されたから。
結局曲も全く売れなかった。
テキトーに遊んで人生を終わらせるつもりだった。
そんな時屋上の縁に立つトオルを見かけ声をかけた。
たとえトオルがどんな悩みを抱えていたとしても、タツヤにとっては小さなことだと思った。
しかし、トオルはタツヤと同じ、それ以上に短い余命宣告を受けていた。
タツヤは同じ悩みを持つ同級生のために励まし、寄り添う気持ちになった。
同時にそれは、観察も兼ねていたのだろう。
そもそもしたいことなどなかったトオルだったが、偶然拾った本に書かれていた詩に涙する。
それが出会いの始まり
同時にそれぞれが持っている悩みがあぶりだされていく。
「息ができる幸せ」 おいしいと感じられること 楽しいと思えること 美しいと感動すること…
この日常にあふれている幸せ一つ一つを端然と感じることができる幸せ
14歳でそれに気づき詩を発表した伊藤凪
彼女の長い闘病生活
次第に失われていく感情
書けなくなってしまった詩
それは、新しさがなくなってしまったからだろうか?
彼女自身が感じる死の足跡
しかし、彼女の詩集はいろいろな人の心の支えとなっていた。
その詩集を知っていたタツヤ 大きな伏線
凪の詩は「日常の幸せ」であって「慰めではない」
自分の本心に気づき女優を再開した相川ヒロノもまた彼女の詩集に救われた。
タツヤは余計なおせっかい者のようにトオルにデートなどのアドバイスをする。
もう自分の少し先を歩くトオルから目が離せなくなっている。
タツヤにとってトオルの存在は重要
死を目前にした同級生の生き方から必死になって何かを掴みたい。
そしてトオルは本気の恋をした。
応援したい。
やがて凪の命の火が消え、トオルも動けなくなってきた。
彼は凪のノートを渡し、「オレのために歌ってくれ」
あれ以来曲など書く気になれずにいたが、凪の詩に心が大きく揺れ動いた。
「愛唄」
タツヤはずっと応援してきたトオルに促され、気づけば曲が大ヒットしていた。
かつて描いた夢
余命はすでに「ゼロ」になっていた。
全力で挑んだ一瞬が、この世界に大きな足跡を残すことになった。
「巡りあわせとはこんなにも不思議なものなのか?」
タツヤはそう思ったに違いない。
燃え尽きた幸せ
燃やし尽くした幸せ
物語の随所に登場するタツヤ 出過ぎと思ってしまうところに隠された伏線
タツヤは誰にも自分自身の余命を語らないのは、面白おかしく生きる決断をしたとき、同時に他人に自分のことを言わないと決めたからだろう。
それを最後まで貫く。
それがタツヤという人物
まんまと騙された。
素晴らしい作品だった。

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