HOMESTAY(ホームステイ)

配信開始日:

解説・あらすじ

ジャニーズのアイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙杜が映画初主演を務め、直木賞作家・森絵都の小説「カラフル」を実写映画化した青春ドラマ。「ジオラマボーイ・パノラマガール」「PARKS パークス」の瀬田なつき監督がメガホンをとり、高校生の身体に乗り移った魂が家族との葛藤や淡い恋を通して生きる意義を見いだしていく姿を描く。死んで魂になったシロは“管理人”と名乗る謎の人物から、同じく死んでしまった高校生・小林真の体に“ホームステイ”するよう告げられる。さらに管理人は、真が死んだ原因を100日以内に突き止められなかったら、あるいは真の家族や友人に中身がシロだとバレてしまったら、シロに本当の死が訪れると宣告。戸惑いながらも真として暮らし始めたシロは、真の家族や幼なじみの晶、真が密かに憧れていた先輩・美月と関わる中で、真の死の真相に近づいていく。晶を「彼女が好きなものは」「ひらいて」の山田杏奈、美月を「スパゲティコード・ラブ」の八木莉可子が演じる。Amazon Prime Videoで2022年2月11日から配信。

2022年製作/112分/日本
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2022年2月11日

スタッフ・キャスト

監督
原作
森絵都
脚本
菅野友恵
大浦光太
クリエイティブプロデューサー
三木孝浩
エグゼクティブプロデューサー
加藤章一
島岡隆博
岩崎愛奈
プロデューサー
浅野敦也
宇田充
鈴木嘉弘
アソシエイトプロデューサー
長尾絵理
スーパーバイジングプロデューサー
那須田淳
撮影
佐々木靖之
照明
後閑健太
録音
石寺健一
美術
小泉博康
装飾
池田亮平
スタイリスト
望月恵
ヘアメイク
梅原さとこ
音響効果
赤澤勇二
VFXスーパーバイザー
鎌田康介
ポストプロダクションスーパーバイザー
齋藤精二
カラーグレーディング
齋藤精二
編集
洲崎千恵子
音楽
mio-sotido
主題歌
ずっと真夜中でいいのに。
助監督
土岐洋介
スクリプター
西岡智子
劇中絵画
粂原愛
ラインプロデューサー
松岡周作
制作担当
松村隆司
金子拓也
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映画レビュー

4.0八木莉可子と安藤ニコ、次世代ヒロインのショーケースとしても

2022年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

森絵都が1998年に発表した小説「カラフル」の、実に3度目の実写映画化だそう。さらに原恵一監督によるアニメ映画もあった。20年ちょっとで4度も映画化されるほどに、この死後の霊魂の存在や輪廻転生に関連のあるストーリーが広く好まれ、また映像作家たちを刺激しているということなのだろう。たまたま今クール(2022年1~3月期)のドラマでも、故人の魂が生きている人の体に入る「妻、小学生になる」と、主人公の青年と祖母の意識が入れ替わる「ダメな男じゃダメですか?」の2本が、近い題材を扱っている。現世における肉体はかりそめの器(うつわ)であり、中身の魂と不可分なものではないという仏教的人間観が、日本では信仰を超えてある種の社会通念として広く受け入れられていることが、そうした題材が好まれる背景にあるのかもしれない(「カラフル」の海外リメイクが仏教国のタイで作られたのも、そうした人間観を受け入れやすい土壌があるからではないかと推察する)。

今回の「HOMESTAY(ホームステイ)」がこれまでの映画化と大きく異なるのは、監督に瀬田なつき、共同脚本に菅野友恵と、女性による視点と感性が加味されたことだろう(過去の3本はいずれも男性の監督)。小林真の体にホームステイすることになったシロが死の真相を探る本筋に、幼なじみの晶(山田杏奈)、真が憧れていた先輩・美月(八木莉可子)らの言動や秘めた思いが効果的にからんでくる。

山田杏奈はすでにメジャーな女優の仲間入りを果たしたと言えるのではなかろうか。彼女を最初に認識したのはテレビドラマ版「セトウツミ」の7話だった(今Wikipediaを確認したら、ドラマの監督陣にも瀬田なつきの名があった)。瀬田監督は「ジオラマボーイ・パノラマガール」のヒロインにも山田を起用していたし、相性がいいのだろう。

八木莉可子と、美月の友達を演じた安藤ニコ、2人の若手のフレッシュな魅力もよかった。特に安藤については本作で初めて知り、出演したドラマ「失恋めし」をプライムビデオで観て、コメディエンヌのポテンシャルも感じた。彼女らが主要人物を演じる作品が今後増えることを大いに期待する。

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高森 郁哉

4.0劇場公開しましょう!

2025年4月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

四半世紀前に原作発刊、アニメを先に録画してあったので原作読んでから観ようとBOOK OFFで探して慌てて読み始めたら止まらなくなって一気読みしたことしっかり憶えてますがそれももう8年も前。凄く面白いお話だったこともしっかり憶えているのですがストーリーはあやふやだったため逆にまっさらな気持ちで観られてよかったです。

何度も映像化されていること、やはりうなづけるお話でした。原作とは少し変わっているのかな?それすらわからないくらいなのでストーリー的にはレビューできませんがなかなか面白かったです!主人公の小林真(長尾謙杜さん)ふたり分のキャラをうまく演じてましたよね!晶(山田杏奈さん)はこれまた揺れ動くティーンの心情を表情で表して安定の演技でした。

そうめん好き?の美月先輩(八木莉可子さん)も若い頃の小雪さんのごとくキレイでしたがLGBTが受け入れられないのは原作の時代背景でしょうか?
それにしても脇役というか個性的過ぎる管理人さんたちには「次は誰が出てくるのか」と楽しみでなりませんでした。

原作の時代からイジメや自殺問題はすでにあったんでしょうかね?重いテーマではありますがよく切り込んだ内容だったと思います。今のタイミングなら劇場公開したらヒットしそうですよね!先日『おいしくて泣くとき』を観て長尾さんの演技に感動したばかりの私は思ってしまいます。幅広い年齢層に観てほしいよい作品でした。

追伸
エンドロールのクレジットを見るまで長尾謙杜さんと気づきませんでした。顔少し変わってますよね?

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marimariパパ

5.0シロと真

2025年3月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

感情が表情に出やすいけど記憶のないシロ、表情からは感情を読み取りにくいけど繊細な真。長尾謙杜さんのそれぞれの演じ分けがほんとにすごくて自然で、スッと作品の世界に入れました。
映像も彩度が高く透明感がありきれいで、目にも楽しく、音楽もとても良かったです。

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し

3.0イメージ・チェンジ

2025年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

 冒頭の掴みはオッケー。途中から、退屈ではないが段々違和感だらけになり、暗い展開になっていく。しかし、ラストは伏線回収されて違和感も全てスッキリして良かった。

 中高生向けの良い話。

 マコト(長尾謙杜)の兄ミツル(望月歩)と幼馴染みのアキラ(山田安奈)のキャラクターに魅力がある。

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どん・Giovanni