対話する世界の作品情報・感想・評価

対話する世界2023年製作の映画)

上映日:2024年12月21日

製作国:

上映時間:95分

配給:

3.3

あらすじ

叔父さんが死んだ。高校 3 年生の愛祈(あき)は、叔父さんの死をきっかけに憧れの東京へやってくる。彼が生前住んでいた部屋で 8mm フィルムを見つけた愛祈は残された手紙の住所を頼りにある人物を訪ねる。18 歳、何を見て、誰と過ごして、どの場所で、生きていくのか。大人と子どもの狭間で、現実と虚構が交錯する世界を過ごす 3 日間の夢のような日々の話−

『対話する世界』に投稿された感想・評価

新宿での初上映以来2年ぶりにスクリーンで鑑賞。8ミリと16ミリのフィルムとデジタル撮影を駆使して過去と現在が交錯する物語を描いています。ぼくは最初に観たときは「去年、マリエンバートで」を思い出しまし…

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Q
3.5
このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ構図がいい。
奥、真ん中、手前の層構造がしっかりあって、世界からやってくる何かを感じるし、その構図を観客が視線でなぞる動線が「対話する世界」だなと思った。

「対話する世界」というテーマ…

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このレビューはネタバレを含みます

とても好きなタイプの映画でした。
なかなか実験的になフリをしながら、どんどんやばいところに入っていく愛祈の危なっかしさをしっかり演出していて、無茶するふりして堅実な旨さがあるなと感心。
夏海の危なっ…

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ほぼ真四角に切り取られた画角の中、縦の線がクッキリと感じられ、ああ、田口ワールドだとうれしくなりました。
時代を感じる画質の向こう、生っぽい演技が絶妙なコミカルさを醸し出していた。
ヒロインを演じる…

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ぐり
1.1

序盤の紗がかかった映像はなんだったのだろうか
死と生の境界のようなイメージだったのかな
これから不思議な世界の話が始まることの誘導だったのか

全体的に、ストーリーやキャラクターたちに
生々しさや熱…

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同じ日に、フィルム撮影の映画を観たからかもしれない、フィルム撮影の映像を生かしているなと思いました。
主人公が叔父の死をきっかけに、叔父のフィルムとの出逢いにより、現実と夢(空想)の間にいる、主人公…

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フィルムでありながら、YouTubeのフィルムルックのような妙な現代性がある。フィルムで現在を撮っているという、演じている何かにはやはり現在が映っていて、現在から我々は逃れられないのだと感じる。
そ…

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ANNO
2.9
映画として観るとなんとも言えない印象。
映画をテーマにした映像作品と言われると納得する感じ。
4.8
このレビューはネタバレを含みます

主演の夏海さんを含め、それぞれのキャラクターのミステリアスな感じが良かったです。
特に劇中に出て来る謎の女はよく見てないと分からないし、とあるキャラクターのサイコパス感は本当にホラー映画に出て来そう…

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3.3

【無題】

8mmと16mmを混在させる手法は実験的で、ノスタルジックな感じを際立たせるし、田口監督のインタビュー記事をたまたま読んでしまったということもあるのだけれど、ご自身の今撮っている映像もい…

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