新宿での初上映以来2年ぶりにスクリーンで鑑賞。8ミリと16ミリのフィルムとデジタル撮影を駆使して過去と現在が交錯する物語を描いています。ぼくは最初に観たときは「去年、マリエンバートで」を思い出しまし…
>>続きを読むめちゃくちゃ構図がいい。
奥、真ん中、手前の層構造がしっかりあって、世界からやってくる何かを感じるし、その構図を観客が視線でなぞる動線が「対話する世界」だなと思った。
「対話する世界」というテーマ…
とても好きなタイプの映画でした。
なかなか実験的になフリをしながら、どんどんやばいところに入っていく愛祈の危なっかしさをしっかり演出していて、無茶するふりして堅実な旨さがあるなと感心。
夏海の危なっ…
ほぼ真四角に切り取られた画角の中、縦の線がクッキリと感じられ、ああ、田口ワールドだとうれしくなりました。
時代を感じる画質の向こう、生っぽい演技が絶妙なコミカルさを醸し出していた。
ヒロインを演じる…
序盤の紗がかかった映像はなんだったのだろうか
死と生の境界のようなイメージだったのかな
これから不思議な世界の話が始まることの誘導だったのか
全体的に、ストーリーやキャラクターたちに
生々しさや熱…
同じ日に、フィルム撮影の映画を観たからかもしれない、フィルム撮影の映像を生かしているなと思いました。
主人公が叔父の死をきっかけに、叔父のフィルムとの出逢いにより、現実と夢(空想)の間にいる、主人公…
フィルムでありながら、YouTubeのフィルムルックのような妙な現代性がある。フィルムで現在を撮っているという、演じている何かにはやはり現在が映っていて、現在から我々は逃れられないのだと感じる。
そ…
主演の夏海さんを含め、それぞれのキャラクターのミステリアスな感じが良かったです。
特に劇中に出て来る謎の女はよく見てないと分からないし、とあるキャラクターのサイコパス感は本当にホラー映画に出て来そう…
【無題】
8mmと16mmを混在させる手法は実験的で、ノスタルジックな感じを際立たせるし、田口監督のインタビュー記事をたまたま読んでしまったということもあるのだけれど、ご自身の今撮っている映像もい…
@映日果人