写真を撮ることが大事なのではなくて、他者に写真を撮ってもらうという行為(グリーフケア)によって救われる気持ちがある、という話
だから写真という実物がなくていいし、ケアする者が完全なる他人であるからこ…
2023新作_096
シャッターを切れば、終わるはずだった――。
【簡単なあらすじ】
写真館のアシスタントである⼭下は、⾚ん坊の遺体の撮影を⼈づてに依頼され、良い経験になるかもしれないと依頼…
カメラマンとして初めての仕事に取り組む男の話。
この依頼で撮る被写体がかなり特殊で…男の心が揺さぶられる。途中、依頼人とカメラマンの関係性のギアチェンジがあり、先の読めなさに最後までひっぱられた。…
めちゃくちゃ面白かった...怪作...。
主人公が急激に「初仕事」にのめり込んでいく様が少し急にも思えて、若干置いてけぼり感を味わったのは、主役の方が演技経験がないことからくるのか。それともこの淡々…
途中まで、「赤ちゃんの写真が気になるな」と思っていたのですが、案外、社会人の「初仕事」は、仕事の出来そのものより、依頼者(クライアント)からの要望にどう向き合っていくか、そして仕事後の自分の振り返り…
>>続きを読む観始めたあとで、この映画は完成品ではなくてこれから手を加えることでもっと良くなる原石の作品だなと解釈しました。なのでそんな視点で感想を書きます。
セリフ回しがややキザというか芝居がかっていて、頭の…
とても良かった。
赤ちゃんの遺体撮影という下手をすれば軽蔑モノの物語だが、倫理があるゆえの二人の主人公の理屈と葛藤が切実なドラマを形成していた。
前半くそムカつく父親のボゾボソ喋りは、監督自ら演…
©2020「初仕事」