このレビューはネタバレを含みます
いくつか不明な点があった。
①警部がビルから突き落とされた後、銃撃戦になる。その後、マフィアの一人が撃たれてしまう。このマフィア、レオナルド・ディカプリオ演じるビリーに間違ったビルの住所を教えてしまっ>>続きを読む
この作品は主人公の一人の行動から、多くの方が嫌悪感を示し、時には「男性的な欲望が詰まった映画」とされてしまう。
そう感じる場合、とても真っ当であり、とても良いことだと思う。だがアルモドバルが語りたいの>>続きを読む
二回目の鑑賞。
一回目は「喪失感の物語」と感じた。二回目には「罪悪感の物語」なのかもしれない、とも感じた。
父親カラムが二十歳でソフィが生まれている。カラムの感じだと「高卒でブルーワーカーとしてバリ>>続きを読む
”シーツを入れろ。”
もう十年近く前かもしれないのですが、テレビでドキュメンタリーを観ました。それを観よう、という目的はなく、偶然テレビをつけたら流れていたので、ぼんやり観ていました。確か広島か長崎>>続きを読む
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ボブとシャーロットが、ベッドで並んで横になってている。東京に来てから、孤独感に悩まされ、不眠症になっている二人。でもなんとなく、シャーロットは眠そうだ。シャーロットは「結婚もマシになっていくの?」と聞>>続きを読む
精神病棟の「惑星オゴへの旅をやめたら正常」というセリフがずっと忘れられない。ブラッド・ピットはこういう若者やらせたら、本当に最高だな、と感じた作品でした。もう「ああ、やっぱこいつが絶対……」って思っち>>続きを読む
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今、ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』を久しぶりに観ていて、以前見た、この作品についてもレビューしたくなり……。「成功した役者」が両作品の共通点としてあるので。
役者として成功>>続きを読む
「八つの山すべてに登った者と、須弥山に登った者、どちらがより多くのことを学んだと言えるだろうか?」
深い問い、長い人生、友情・親子・夫婦などの人間関係が描かれているが、147分というそれほど長くない上>>続きを読む
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記憶違いかもしれないのですが、監督が一人で酒飲みに行ったときに、偶然、近くに映画評論家二人がいて、自分の作品を酷評しているのを聞いてしまったらしいです。それを聞いて「評論家の言うことはもっともかもしれ>>続きを読む
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昔、観た。原作もすごく好きで、でも映画版もすごく良い。
個人的には主人公がポルノ雑誌で自分のオリジナルを探す、っていうところ。あと、主人公の恋人のラストの叫びが……悲しい。
原作はセリフもよい。
恋>>続きを読む
他のユーザーの方が星五つつけていたので、興味が沸き、観ました。オープニングが結構かっこいいな、と。
B級ホラーコメディなのですが、ちょくちょく小ネタが面白い。歯医者のシーンでドMな患者がやってくるので>>続きを読む
アレックス「君に伝えたい。もし君とすれ違ったら、世界全体とすれ違うことになる」
このセリフにこの作品のすべてが込められている。
「大人になる、ってどういうことだろうか?」、大人になった今、再びこの映>>続きを読む
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「青春の気持ち悪さ」が表現されている映画だと思っています。フランスで公開されたとき、著名な評論家が「アメリカB級ホラーシネマの運び方と相似。だが血が流れない分、『台風クラブ』のほうがさらに恐ろしい」と>>続きを読む
2025年最初のレビュー。長文で失礼します。
一度観た後、すぐにまた観ました。
平山の姿を瞼に焼き付けることが、今後の自分の人生を左右する気がして。
私はこの作品を『ベルリン天使の詩』から繋がる作品、>>続きを読む
小学校一年生の時に観て、初めて物語で泣いた。それ以来、映画や小説に夢中になった。人生を大きく変えた作品です。
単純にナウシカの自己犠牲に泣いてしまいました(子供の時ですから、ご勘弁を)。幼かったので、>>続きを読む
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ストーリーに入り込めなかった。その原因が、主人公が未来の自分から「お前はプログラムだ」と言われて、平気でいること。主人公が「チェンソーマン」のデンジみたいな性格だったら、わかるんだけど、あの性格だと色>>続きを読む
「ボクシングは理屈じゃない、人の考えの逆をする」という語りに、共感を覚えた。どの分野でも、成功するには人の考えの逆をしなくちゃいけない。でも大抵理解されない。ブルーハーツの曲で「世の中に冷たくされて >>続きを読む
何度も観てしまう映画の一つ。心がこれを求めてしまう。
そしてこのタイミングでレビューを書くのは、『Perfect days』を観たから。私の中で、『Perfect days』はこの作品の「続編」のよう>>続きを読む
まずヘイリー・ベネットがよい。
なんというか、ぼてっとした感じ、繊細だが、完全に美しくはなく、彼女が置かれている階級に不釣り合いな感じ。
ラストシーンは、非常に考えさせられる。
主人公は確かにかなり>>続きを読む
音楽版『ロッキー』なんだ、この映画は。
そう感じた。
そしてなぜか、この映画を観て、甲本ヒロトが目に浮かんだ。
ブルーハーツ時代、記者から甲本ヒロトはこう聞かれた。
「ロックンロールで目指す場所は……>>続きを読む
第三者効果、というものがあるそうで、一般的に人は「他人はメディアに影響されがちだが、自分は理性的なので、影響されない」と考えるそうです。
他にも多くの実験で「自分は他人よりも合理的であり、他人は常に間>>続きを読む
アンナ・カリーナ、かわいいですよね。
「彼は襲い掛かる闇の中に インディアンの伝説の鳥を見た 生まれつき脚がなく 飛び続けるしかない 風の中で眠り 死ぬとき以外は 空高く飛び 姿は見えない 鷲より大>>続きを読む
ジョジョファンであれば、星一つをつけるべきだろうか?
「だが断る」。
私は「ジョジョ」特にこの「第四部」が大好きだ。
第四部のクライマックス、仗助がキラー・クイーンの空気弾に、逃げずに逆に向かっていく>>続きを読む
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頭も足もとんがってるビジュアルにまずやられる。
最後、なんでウラジミールは消えたのだろう?「その後、彼の姿を見た者はいない」で終わる。
ビジュアルが悪魔みたいにとんがってるし、悪魔みたいな性格だったが>>続きを読む
二度目の視聴。で、個人的なことだが驚いたこと。一時、「1か0か?」の数字を自身に問い続けたり、囲碁を俯瞰で見ている、といった、不思議な夢をみてた時期があった。
二度目に視聴して気づいたのだが、どうもこ>>続きを読む
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他の方のレビューにも幾つかあったけど、私もラストが好き。
別れた男から「新婚旅行に行こう」と言われて、「正気なの? 食べていけるの?」と女が聞く。
男は言う。
「毎日、ジャガイモだ」
女はまっすぐな目>>続きを読む
関係のない話からレビューを始めます。
10年位前だろうか、当時は非常に気鋭だったアメリカの文学作家が来日した。その会場で、ある人が質問した。
「結局、文学ってなんですかね?」
それは、否定的な聞き方だ>>続きを読む
冒頭、「映画が来たよ!映画が来たよ!」とはしゃぐ子供、映写機とフィルムを運んでくる車、映写技師に子供たちが「どんな映画?おもしろい?」と問う。映写技師は「この世で一番の映画さ」と答える。
この冒頭で>>続きを読む
「どうしてみんな、一瞬を逃すな、って言うの。私はなぜだかそれを逆に考えちゃう。一瞬は私達を逃さない」
他のレビューにもあるように、奇跡のような映画だろう。いつ企画が頓挫してもおかしくなかった。
子>>続きを読む
若い時に小さいテレビのモニタで見た。映画館でないのに、ひどく衝撃を受けた。心臓がドキドキして止まらなかった。「いつか、ああいう作品を撮りたい!」、本当にそう思った。
まず私は、映画ではないが小説『幽>>続きを読む
低予算での製作は評価したい。しかし深みが感じられなかった。他の方の評価は高いので、十分楽しめる作品だとは思うけど…。どうやればもっと緊迫感が出たのだろう?全員、男とか?所々の人物のユーモアや優しさには>>続きを読む
寅さん、って、たくさんあるから、観ないんだよね。
選択肢が多すぎるから。
人生と似ているのかな?
でもこれは好きだな。
寅さん、沖縄に行くんだけど。
結局、やっぱり失恋して。
で、最後、柴又を離れて、>>続きを読む
OpenAI社がsoraを公開した。
太った女の頭が割れて、シュワルツェネッガーが出てくるシーンは、やっぱり懐かしい。
でもsoraを使って、こういう動画、たくさんできそうだな。
ということは、これか>>続きを読む
脚本などの創作を目指したい人がいるのなら、必見ではないだろうか。しっかりとした三幕形式・その中央に緊迫感(犬の死)を入れる・女性の死を足だけで表現する、等々、昔の名作だけあって、基本的ではあるが効果的>>続きを読む
ファーストシーンが印象的。鹿を撃ち殺そうとして……。「聖なる鹿殺し」とか「心と体と」とか「スタンドバイミー」とか、西洋には日本人にはわからない鹿に対するメタファーがありますよね。そしてこの映画は、一見>>続きを読む
セリフ回しが好き。
「歯が痛いの」って言う主人公に対して、友達が「俺は心が痛いよ」とか。
あと「川に飛び込みたい」って言ったらやはり友達が「ゴミだらけだぞ」とか。
「すこしの愛と欲望だけで、私たちは、>>続きを読む